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味の記憶と記録・円山公園「zucca da vino」 [family]

お店は、趣のある古民家の一軒家。玄関に入ると、お香の微かな香り。足元を照らすウエルカムランプが素敵です。

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私達が通されたのは個室。そこは、まったく無駄のない空間でした。部屋の真ん中に6人掛けのテーブル、通りに面した擦りガラスの格子窓、反対側には、仕切りに使われているワインセラー、そして部屋の角にアジアンタム一鉢。お隣の部屋は、落ち着いた雰囲気のカウンター席。こちらも最小限のインテリアで纏まっていました。

さて、お料理は美しいマダムが供してくださいます。そして、どちらのお皿も絶品で、丁寧に心を込めてご用意くださったことが、十二分に伝わってくる美味しさでした。

以下、お料理の覚書です。(詳細を失念し、残念。。。)

まず、運ばれてきたのが、キューリの香りが涼しげな冷たいスープ。

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前菜:5種、上段左から時計回りに。玉葱のグラタン、ポテト&パルミジャーノ?、牛肉のたたき、ニョッキ、鱧。玉葱のグラタンは帰宅後、マネして拵えました。(当然、完敗!)

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ロングパスタ:ボンゴレビアンコ。イタリアンパセリではなく、大葉が乗っていました。美味しいアサリは、むき身と殻付の二刀流でした。

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ショートパスタ:自家製ソーセージのラグーとズッキーニのトマトソース。絶妙な塩梅に唸る。。。の巻。

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メイン:地鶏のロースト・バルサミコと赤ワインのソース。美味しい肝が添えられていました。柔らかく仕上げました、とのマダムのご説明通り、抵抗の全くない柔らかさに吃驚。調理法が気になります。。。

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ドルチェ:西瓜のジェラードに、塩のソルベ!既存の組み合わせなのに斬新。

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夫のカプチーノ。

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娘の紅茶。

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私のカプチーノ。

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珈琲、紅茶の美味しさは言わずもがな、カップの素敵なこと♪ためつすがめつ眺め、それは裏の刻印チェックにまで・・・。カップは、それぞれ作られた年代も国も異なっていますが、三客ともコバルトの地模様に金彩が施されています。アンティークに通じていらっしゃるマダムの、思慮深く細やかなお心遣いが伝わってきました。

お茶に添えられた小さなパイ。

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陶箱は、ウエッジウッド・珍しい黒のジャスパー。

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滞在時間はおよそ二時間。実に、目福口福な時を堪能させていただきました。必ず再訪したい!次回は、ぜひ夜のzucca da vinoさんを体験したいですね~。

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