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レシピ覚書:実山椒を煮る。 [cooking]

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この時期のお約束、向こう一年分の実山椒(500g)を仕込みました。
ちりめん山椒をはじめ、お魚や牛肉の有馬煮に、また昆布と一緒に佃煮を拵えます。

実山椒は枝から実を外し、きれいに洗います。鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を一つまみ入れます。そこへ実山椒を入れ、7~8分間茹でます。茹で上がったら水に取り、1~2時間晒ます。(途中、水が濁るようならば、水を替えます。)笊に上げ、水気を拭き取ります。ジプロックや小瓶に分け入れ、冷凍保存します。醤油漬け*は、瓶に実山椒を入れ、濃い口醤油を実山椒が被るまで加え蓋を閉めます。常温で10日間寝かせ、冷蔵庫で保存します。(1年間保存可能)


*醤油漬けを使ったレシピ(昨年4月放送のきょうの料理より)

白身魚のカルパッチョ(2人分):

実山椒の醤油漬け・・・小さじ2(水気を切る)
オリーブオイル・・・小さじ2~3
白身魚のお刺身(薄切り)*・・・80g

実山椒は軽く刻み、オリーブオイルと混ぜ、お刺身の上にかけます。 *お刺身は、白身のほかに、イカやタコなども。

昨年仕込んだものは、最後の一瓶の底にほんの少し。絶妙なタイミングにほくそ笑む。

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大分・湯布院、山荘 無量塔さんの山椒の佃煮は、少々甘めです。熱々ご飯やお茶漬けの具に、また炊き立てのご飯に混ぜておにぎりにし、軽く炙って焼きおにぎりに。

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朝食用に、ぶどうパンを焼きました。粉400グラムに対して200グラムのレーズンを焼き込んでいます。アンデルセンさん風に言えば、レーズン50ロール。ちなみにアンデルセンさんは、レーズン80ロール。粉100グラムに80グラムのレーズンが入っています。

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