SSブログ

てづくり。 [diary]

やりきれない事件が続きました。
成り行きを見守るのも辛い時には、無心に片付けたり、手を動かします。
そうすると、いつの間にか、心が落ち着いてきます。




先週のある朝、収納庫の整理をしました。

その片付けの産物その1、綿の糸一玉40gで、

IMGP0061.JPG


コースターが5枚編めました。
デザインはネットで見掛けたものですが、図案はなく、適当に編みました。(←B型らしく!)

片付けの産物その2、編みかけのセーターの片袖で、

IMGP0047.JPG


解きながら、ベレー帽を編みました。
デザイン・図案ともネットで検索し、お借りしました。
解いたモヘアなので、糸が絡まって痛んだところだらけ。それがネップのようになっています。

IMGP0049.JPG


ベレーを編んだ残りの部分ですが、

IMGP0055.JPG


剥いで、お茶帽子に仕立てました。

IMGP0062.JPG


百均で購入した荷造り用の紐で、

IMGP0077.JPG


使い捨てはたきを。
以前、雑誌で似たようなものを見掛けました。
これは、使い捨てと書きましたが、洗剤で洗えます。
外回りのお掃除(網戸、ガラスetc.,)に便利で、作成費は20円程度です。

以上、雑貨編でした。

以下、食べ物編です。

我が家の冷蔵庫は生鮮食品よりも保存食の占める率が高く、チルドルームには、製菓材料が賞味期限を跨いで!鎮座しています。たとえば、製菓用チョコレート、チョコチップ、発酵バター、アーモンドプードルetc.,
野菜室には野菜ではなく、ドライフルーツやナッツ、お豆などの乾物が。。。ちなみに、野菜は冷蔵室で保存する方が鮮度を保てることを発見。よって冷蔵室は常に満室状態でして、整理整頓は欠かせません。

ところで、暮しの手帖・最新号に、家計のやりくり100のこつ、という記事が掲載されています。その中に、以下のようなくだりがあります。

冷蔵庫はお財布と同じで、中にはいっているものがわかりづらい庫内よりも、何が入っているかがすぐわかるように、きちんと整理されている庫内のほうが、しっかり食費が管理されている傾向にあります。庫内を見直して整理整頓すれば、ムダなものを買わなくなり、食費を抑えることができます。 冷蔵庫を家計にたとえると、冷蔵室が毎日使うお金(フロー)で、冷凍室は貯蓄(ストック)になります。フローが滞りなく回り、ストックがぎっしり詰まっているのが理想です。このバランスがしっかりとれていることが大切です。また、冷蔵庫のエネルギー効率もよくなって、省エネになります。

(出典:暮しの手帖62号・65頁)

はてさて、冷蔵室に回転の速い野菜と多くの長期保存食の混在する我が家の冷蔵庫、食費管理はできているのか否か。。。できてるっちゃーできてるけど、できてないっちゃーできてない。今風に言えば、こんなところなのでしょうか。
そして、実は、冷凍室にも、自家製ジャムやチャツネ、山椒の実の炊いたのやパセリ、柚子の中身に何も施していない柑橘類の皮など、「おかず」にはなりそうもない手作り保存食や素材がどっさり入っているのです。
結論。やはり、「食費管理できていない」ですね!

閑話休題。チルドルーム一掃作戦。娘から随分前にリクエストされていたチョコチップクッキーを焼くことにしましょう。そういたしましょう♪(ドナルド・キーンさん風に)

pommeさんのブログにインスパイアされまして、今朝、焼きました。
成形を参考にさせていただきましたので、形良く焼けました♪(pommeさんに多謝です)

IMGP0081.JPG


野菜室に眠っていたヘーゼルナッツも使います。150℃のオーブンで7分ほどローストし、FPで軽く砕いて入れました。
これが、殊の外、良いお仕事をしていまして、風味豊かなクッキーに仕上がりました。

IMGP0083.JPG



材料覚書 : 直径8㎝×22枚

無塩バター・・・110g
粗糖・・・80g
バニラシュガー・・・30g
卵・・・1個
薄力粉・・・170g
ベーキングソーダ・・・小さじ半分
塩・・・少々
チョコチップ・・・100g
ヘーゼルナッツ・・・100g

180℃12分

次に、冷蔵室一掃作戦。手始めに、昨年春に瓶詰した甘夏ピールを、ただいま乾燥中。

IMGP0075.JPG


今日で二日目です。良い具合に乾いてきました。

IMGP0076.JPG


そして、今、野菜室の大豆をことこと煮始めました。今夜のおかず、チリコンカンになります。

IMGP0088.JPG

nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

カレーが急に食べたくなりまして。 [cooking]

昨夜は、考えていた献立を破棄し、元帝国ホテル顧問の故村上信夫氏のレシピを元にチキンカレーを拵えました。

村上信夫氏のオリジナルレシピ:

Curri de Volaille  ソース・二人分

バター・・・大さじ2~3
玉葱・・・1個
大蒜・・・小1片
生姜・・・小1片

小麦粉・・・1/4カップ
カレー粉・・・大さじ1・5
キャラウェイシード・・・適宜(軽く炒める)

トマト・・・1個
トマトピューレ・・・大さじ3

ブイヨン・・・3カップ(固形スープでも良い)

塩・・・適宜

玉葱、大蒜、生姜を微塵切りにし、バターで飴色になるまで炒める
小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める(焦がさないように)
カレー粉、クミンシードを加え、炒める
トマト、トマトピューレを加え、ブイヨンで好みの濃度になるまで伸ばす
塩で調味し、じっくり煮込む
バターでソテーした鶏腿肉のぶつ切り(軽く塩)を加え、少し煮込む
好みで、林檎の摩り下ろしたもの、マーマレード、チャツネなどを加える

*チキンカレー:チキン(一人前80~100g)を大きめのぶつ切りにし軽く塩をし、バターで強火でまわりを炒め、ソースへ。美味しさが逃げないように、オイルごと鍋に入れます。少し煮込んで出来上がり。

*シュリンプ・カレー:海老をバターソテーし、コニャックでフランベ。生クリームを適量加え、ソースへ。

*魚のカレー:お好みの魚をから揚げにしてソースへ。

*牡蠣、はまぐりのカレー:白ワインで蒸してソースへ。

*野菜のカレー:人参、玉ねぎ、シャンピニオンなどを茹でてやわらかくしてソースへ。


以上、出典は古いふるい「暮しの手帖」です。


昨夜は、玉葱等はオリーブオイルでソテーしました。
トマト&トマトピューレがなかったので、買い置きのトマト缶(半分)で代用。
小麦粉は大さじ2に変更し、ブイヨンは、冷凍庫に眠っていた手羽先の端っこ+市販の顆粒ブイヨンを。
香りづけに、ホールのカルダモンを割って。
滑らかなソースにするために、ブイヨンを半分くらい加えたところで、一旦、濾しました。
鶏腿肉は薄く小麦粉を叩いてからバターでソテーし、ブランデーでフランベした後、鍋に入れました。
味付けは塩、自家製チャツネを大さじ1、中濃ソース小さじ1、薄口しょうゆをほんの少し。
仕上げに、バター少々と牛乳少々。生クリーム、ヨーグルトがあればベストだったでしょう。
オリジナルレシピでは玉葱1個ですが、2個ぐらい使ったほうが、甘味とコクがでると思います。

玉葱を飴色に炒めたら、大蒜+生姜が焦げてしまったの図。

IMGP0035.JPG


玉葱をソテーしながらブイヨンを。

IMGP0036.JPG


一見、具は鶏腿肉だけ。この滑らかなソースが好みです。

IMGP0039.JPG


残ったソースで、翌朝、巷で流行のリメイク料理を。
カレーソースは牛乳を少し加え、バターライスにお鏡餅(レンジでチン)、チーズをたっぷり乗せて、カレードリアです。
量は控えたものの、私は朝から胸が焼けました^^;
一方、娘は大満足の模様。若いって素晴らしいですね♪

IMGP0046.JPG


ついでながら、先日娘に持たせた今年初お弁当です。

IMGP9982.JPG


そして、過日、夫のお誕生日は、到来物(^^;)のしゃぶしゃぶ肉でお祝いしました。
ケーキはロートンヌ(秋津・新江古田・伊勢丹立川)、美味なのにリーズナブル、コスパ最高です♪

IMGP0019.JPG

nice!(8)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

鏡開き。 [cooking]

お鏡はパック入りの小さなお餅なので、角餅でおぜんざいを。

IMGP9986.JPG


小豆はなるべく破裂させないように、静かにしずかに煮ました。
澄んだ煮汁かつ優しい甘さが好みです。

塩昆布は、おせち用の出汁に使った羅臼昆布です。
切手大に切り、ひたひたの水、その三分の一の濃口醤油(一部たまり醤油)、
少しの味醂で、ことこと汁気がなくなるまで弱火で煮ました。


さて、昨夜、粕汁を拵えました。

IMGP0008.JPG


粕汁は煮え端は、あっさりした味ですが、
煮返すほどに、こっくり美味しくなります。
たっぷり作って、何度かいただきます。
具には、蒟蒻を入れても良いですね。

レシピ覚書:

出汁・・・煮干しと昆布で濃いめのもの、4カップ
大根・・・大きいもの4センチ・短冊または拍子切り
人参・・・半本・短冊または拍子切り
薄揚げ・・・1枚・短冊切り
酒粕・・・100g
西京味噌・・・好みで適宜
薄口しょうゆ・・・適宜
塩・・・適宜
吸い口・・・セリの小口切り(高価につき今回はパス)

出汁の中に、大根、人参を入れ柔らかくなるまで煮る。
湯通しして油を抜いた薄揚げを加える。
出汁で酒粕を伸ばし、ダマがなくなり滑らかになったら出汁に加える。
(板状の酒粕はすり鉢を使う。)
西京味噌をお好みで加える。
薄口しょうゆ、塩で味を調え、火を止める。
(煮返すので濃くし過ぎないこと。)

IMGP0009.JPG


ところで、きょう1月11日は、30代で夭折した友人のお誕生日です。
そして、忘れ形見のお嬢さんMちゃんは、14日、成人式を迎えられます。

ところで過日、中高同窓会・東京支部の総会に出席しました。
その時に、同窓である友人のお姉さんにお聞きしました。
友人の死後、遺されたみなでMちゃんを育てたと。

色々ご苦労があったことは、想像に難くありません。
しかしMちゃんは、皆の愛情を一身に受けて、
笑顔の似合う素敵な女性に成長されました。
そして、いよいよ新成人です。

天国の友人もきっと喜んでいるでしょうね。おめでとう~♪
タグ:行事 レシピ
nice!(7)  コメント(10)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

松も取れまして、 [cooking]

娘の大学が始まり、普段の生活が戻ってきました。

さて、きょうのお昼ごはんです。一限の授業を終えて帰宅した娘と一緒です。
シチューの奥に見えるのは、自家製ラスク(という名の廃物利用)です。過日食べきれなかったバゲットを薄くカットし、180℃のオーブンで10分間乾燥させました。パリッと割って、シチューにダンク。クルトンより数段美味しいかも♪

IMGP9973.JPG


おやつにアーモンドクッキーを焼きました。

IMGP9966.JPG


以前のブログでリンクを貼らせていただいていましたAnyrecipeさんのレシピです。アーモンドクッキーは、管理人さんお薦めの焼き菓子です。手軽に焼けて、とっても美味しい~♪卵一つ分の材料で、ターンテーブルに丁度一台分焼けました。

IMGP9971.JPG


YOKUMOKU・シガールの缶に乾燥剤と一緒に収めましたが、湿気る暇はないでしょう。

IMGP9979.JPG


ついでながら、先日、激安!500g1490円のイベリコ豚(ヨ*カドー)で拵えたシャブシャブは、感動的に美味でした♪
セール、またしないかしらぁ。。。

IMGP9885.JPG

nice!(8)  コメント(8)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

我が家のゆく年くる年。 [cooking]

早、お正月二日も暮れようとしています。。。


あけましておめでとうございます。

昨年は拙ブログを訪問くださりありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、簡単なおせちを用意しました。年々作る品数が減ってきていまして、今年はお重一段分と、ますますシンプルになりました。

IMGP9906.JPG


28日に黒豆を、そして30日にお煮しめ以外のもの、大晦日にお煮しめなどの煮物を拵えました。

きんとん用のサツマイモは裏ごしまでしておき冷凍保存しておいたものを使いました。これに卵黄と糖類を加えて練り上げ、風味付にブランデーを。とっても美味しい栗きんとんで、正月二日にして完売御礼♪
金柑は、春先の出盛りにシロップ煮にして瓶詰し準備しておきました。
伊達巻、のし鶏は、フードプロセッサーとオーブンを使う簡単レシピで。。。
私らしさは、昨年と同じように、秋に瓶詰にした栗の渋皮煮を入れ忘れたことでしょう。(笑)

IMGP9915.JPG


大晦日の早朝に、炊きもの類を仕上げました。その後、スーパーマーケットの開店を待ち、生ものの買い出しへ繰り出しました。
鴨がセールになっており、夜は鴨鍋に決定。〆にお蕎麦を茹でお出汁の中へ。これがたいへん美味でした。

IMGP9902-001.JPG


お重詰めと、海老の酒蒸し、寒鰤の塩焼きは、元日の朝に。
娘にお餅を焼いてもらい、お雑煮を拵えました。昆布とかつおのお出汁に、具は、鶏のもも肉、京人参、椎茸、生麩。吸い口には三つ葉と柚子です。
三人でゆっくり祝膳を囲み、その後氏神様へ初詣に出掛けました。

IMGP9917.JPG


IMGP9948.JPG


元日の夜は、簡単和風ローストビーフを用意して、新年会を。お正月用に用意しておいた「獺祭」の美味しいことおいしいこと♪

IMGP9956.JPG


nice!(8)  コメント(12)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理