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鄙びた食卓のための常備菜。 [cooking]

普段の食卓、特に鄙びた食卓を好む我が家の食事やお弁当に欠かせない常備菜です。夕飯は、メインのお肉かお魚料理を拵え、あとは野菜料理や常備菜の繰り回し、納豆、海草またはもずく酢、冷奴等の豆腐料理、お味噌汁が定番です。常備菜の部分を生野菜やレンジ蒸し野菜に替えれば、夫が単身赴任中、毎日用意した献立、別名「お父さん定食」となります。(夫は毎晩、八品用意し、入浴後にヨーグルト、ナッツ、ドライフルーツを食していました@@)

茹でキャベツ

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キャベツは洗ってカットし、熱湯(塩、酒少々)、中火で2分茹でる。丘揚げし、団扇などで冷ます。和え物、お味噌汁の具などに。

人参の酒煎

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太目の千切りの人参(1本)をテフロンのフライパンに入れ、酒小さじ1を絡めて煎る。仕上げに梅酢少々を加える。

ひじき薄味煮

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芽ヒジキ25gはさっと洗い、40分浸水し戻す。笊に上げ、二度、湯通しする。鍋にオリーブオイル、人参の細切り(約半本分)を入れて火に掛け、しんなりするまで炒める。湯を切ったヒジキも加え、全体に油が回るように炒め、メープルシロップ少々、京風だし小さじ2で薄味を付け、水分がなくなるまで中火で煎る。自然に冷ます。

高野豆腐

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鍋に一番だし2カップ、砂糖大さじ3、味醂大さじ1・5、薄口醤油大さじ1.5、塩小さじ1/3を入れて沸騰させる。そこへ戻さずに使えるタイプの高野豆腐を切らずに入れ、蓋をずらして弱めの中火で20~25分煮る。自然に冷ます。

椎茸旨煮

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干し椎茸大10枚~12枚をじっくり戻す。鍋に戻し汁、水をそれぞれ1カップ、砂糖大さじ2、味醂大さじ2を煮立て椎茸を入れる。5分ほど静かに煮て、濃口醤油大さじ2を加え、水分がほぼなくなるまで落し蓋をして静かに煮る。

切干大根の薄味煮

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切干大根40gをしっかり洗い、たっぷりの水で30分ほど浸け戻す。戻した切干大根の水分を絞り、笊に乗せ、湯通しする。鍋に油を少々入れ、切干大根を炒める。油抜きした油揚げを加え、ひたひたの水、煮干し(頭とお腹を取り除く・大3~5)、味醂大さじ1、醤油大さじ1(お好みで砂糖)で味付けをし、しばらく煮る。自然に冷ます。
*我が家では、切干大根特有の香りが苦手な夫のために、湯通しして使っています。

お弁当の記録。

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異国の地で育つ。 [diary]

メキシコ産アボカド。実を食した後、残った種を水に入れ、毎日見守ることおよそ2か月。先日、目出度く発芽しました。根ばかり成長し、発芽は無理かな、と諦めかけていた矢先、種の亀裂からすっくと出てきました。ここから双葉まで、しばらく時間が掛かりそうですが、気長に見守っていきませう。

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一方、アフリカ原産ウンベラータのウンベちゃん、その後すくすくと育って、購入時3枚だった葉っぱが、今では13枚になりました。熱帯植物ゆえ、アボカドと同じく寒さに弱い。どちらも枯れることなく育ってくれるといいなぁ。。。

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さて、本日、「半沢直樹」がいよいよ最終回。原作では、主人公が頭取に就任するまでが描かれているそうですので、すでに続編を期待しています。が、しかし終わってしまうと寂しくなりますねぇ。。。

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中秋の名月。 [cooking]

昨朝、夫を見送る際に西の方角に目を移すと、ぼんやりと富士山のシルエット♪空気が乾いて澄んできた証拠です。また、同じく昨日、ベランダへ出ると、金木犀の仄かな香りを感じました。秋ですねぇ~。夏の間は、炎暑猛暑と闘うことで頭がいっぱいでしたが、それから解放された喜び以上に物悲しさを感じる今日この頃。。。と、あの暑さを懐かしんでいたらば、きょうは暑さが戻ってくるとか。少し嬉しかったりします。

さて、昨夜は旧暦8月15日、中秋の名月でしたが、お天気が良くて何よりでした。私も、何度も夜空を見上げては、眩しいまでに光輝く美しいお月さまを愛でました。

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過日、りんご酢で酢大豆なるものを作ってみました。酢大豆は、身体に良いのだそうです。作り方は、生の大豆を皮が弾けるまで炒り(20分程かかりました)、お酢に漬けこむだけ。3日ほど経てば、お酢がマイルドになっていただきやすくなります。お味は、ただただ酸っぱい。蜂蜜などの甘味を加えるレシピもあるようですが、私はこのまま食しています。が、しかし酸っぱい。

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以下、お弁当の記録。

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牛肉の当座煮:牛肉はさっと茹で霜降りにする。鍋に酒1:みりん1:しょうゆ1に砂糖少々と生姜のスライス数枚、霜降りにした牛肉、房をばらした占地を入れ煮る。

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牛肉の大蒜バター醤油風味&南瓜のソテー:フライパンにオリーブオイルを少し入れ、塩、胡椒した牛肉を重ならない様に並べて着火する。中火で両面火が通るまで焼き、大蒜醤油、バター少々を回し掛け火を止め、余熱でバターを溶かす。牛肉を引き上げ、角切りにしてレンジで柔らかく蒸した南瓜をソテーする。
*大蒜醤油:大蒜の薄皮を剥き、濃口醤油に漬け込む。

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お弁当の隙間埋め三種。

*金時豆の甘煮:豆は洗い、5倍の水に一晩浸ける。中火にかけ一度茹でこぼす。再度たっぷりの清水で、灰汁を取りながら静かに40~60分、豆が柔らかくなるまで煮る。途中で豆が煮汁から顔を出さないようにさし水をする。豆を笊に上げて湯を切る。鍋に豆、豆がしっかりかぶる清水、砂糖の半量を入れて15分ほど静かに煮る。残りの砂糖を入れてさらに15分。この間も、豆が煮汁から出ないように注意します。仕上げに薄口醤油少々と塩一つまみを入れて火を消し、鍋ごと自然に冷ます。
*砂糖は、豆の半分~三分の二程度の量を用意する。

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*鶏レバーの時雨煮:新鮮なレバーを水洗いし、一口サイズにカットする。鍋に湯を沸かし、レバーを霜降りにする。レバーを笊に丘上げする。鍋に、酒1:みりん1:濃い口しょうゆ1、砂糖適宜、生姜のスライス適宜、レバーを入れ、汁気が無くなるまで灰汁を取りながら煮る。

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*油揚げの甘煮。(4枚分):油揚げは6等分し、熱湯で1,2分茹でて油を抜く。鍋に水、1カップ弱、砂糖25g、味醂少々、水を切った油揚げを入れて一煮立ちさせる。醤油30ccを加え、落し蓋をして中火で水分がほぼなくなるまで煮る。

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バラ凍結前の薄揚げの甘煮です。ステンレス製の薄いバットに、間隔を取って並べて冷凍し、凍ったら袋に。同様に、短冊に切った薄揚げを油抜きして凍らせたものも、冷凍保存しています。

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初秋のお弁当。 [lunch box]

猛暑日が続いた八月、夫は保冷剤でしっかり冷やしたサンドイッチ持参で出勤。準備がたいへん楽で助かりました。毎昼、飽きずにサンドイッチを食してくれた夫に感謝です。

先週辺りから、季節の移ろいを実感できるようになりました。そして今週、お弁当を再開しました。

↓お弁当再開の記念撮影。菊の抜き型を出すのが面倒でウメを・・・^^;

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↓娘のお弁当。夏休み以前に、夫のお弁当と一緒に拵えたものです。過日デパ地下にて、天然色素で色付けされた「五色のごま」を発見。色彩の乏しい地味弁の助っ人♪

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タグ:お弁当

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浅草見物。 [family]

決定、2020年東京オリンピック。

でも大丈夫なのでしょうか。。。


今朝の天声人語はこう括られていました。

「汚染水の問題で安倍首相が切った見えを忘れまい。」


私も、ゆめゆめ忘れまい。


さて、暑さが一段落した先週の金曜日の午後、娘の用事で上野へ出掛けました。
この日、夫は多摩でゴルフ→反省会の予定で出掛け、晩御飯は不要。よって、上野で用を済ませた後、浅草にでも行ってみる?ということになりました。

浅草に降り立ったのは夕方4時過ぎということもあり、人出は少なくゆっくり散策できました。少々残念だったのは、合羽橋の問屋さんは店じまいの時刻。合羽橋巡りは次回の楽しみにいたしませう。

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まずは浅草寺でお参りし、仲見世で名物揚げ饅頭を頬張ったり、舟和さんのカフェで甘いものをいただいたり。その後、吾妻橋へ。スカイツリーを西側から眺めるのは初めてでしたが、あのユーモラスな風景に、違和感なく溶け込んでいました。

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そうこうしているうちに陽はすっかり落ち、次の目的地、丸の内へ移動せんと半蔵門線に。しかし乗換で三越前駅の改札を出るや否や、駅に隣接しているcoredo室町に吸い込まれ、そのままエスカレーターに乗って3階レストランフロアーにあるBiKiNiへ。

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なかなかの人気店、且つまた、花金(死語?)ということもあり、並ぶことおよそ30分。ようやくカウンターの席に案内され、私は、おじさんよろしく生ビール、一方娘は、女子らしくカンパリでお疲れ様の乾杯~♪

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お料理は、混雑を見越して数種類まとめてオーダーしました。これが(後々)大正解でして、アイドルタイムなくお料理が運ばれてきました。

お店の一番人気はピンチョスの模様。私たちは、6種類の中から4種をチョイスしました。どれも美味しかったのですが、私の一押しは、レバーパテ(左から二番目)。ソフトでクリーミーなパテに、ラムレーズンの甘さが絶妙です。レーズンもふっくら柔らかで美味。こちらのパテを頂く以前は、ヴァンピックルのパテが一番♪と豪語していましたが、これら甲乙付け難く、双璧をなす美味しさです。ちなみにヴァンピックルのパテには、クラッカーとブルーベリージャムが添えられています。

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野菜のグリル。野菜にはフレッシュオリーブオイルが上掛けしてあり、さらにオリーブの実を刻んだバーニャカウダ風のソースでいただきます。奥は、イベリコ豚のコロッケ。チーズ風味のクリームコロッケは、コロコロと可愛いサイズです。

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二杯目は、ロゼをオーダー。

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オムレツは、サラミが少々しょっぱくて。。。ロゼでなくビールにすれば良かった、と一瞬後悔。

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最初にオーダーしたお料理を食べつくし、ロゼのグラスも空いたので、メニュー片手に次のオーダーを検討していた矢先、夫からメール。内容は以下の通り。

「自宅に戻りましたが、鍵を持っていません。」

あらまっ!
追加オーダー前の着信は、不幸中の幸いなのでした。
タグ: お出掛け

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