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達人たち。 [cooking]

友人Mさん宅にお邪魔して、「キムパ」(韓国風海苔巻き)を習いました。

先生は、旧知の友であり、来日20年の韓国人Sさん。彼女は、かつて、有名カフェのオーナーでもあったのですが、その手際たるや、お料理から片付けに至るまで、お見事としか言いようがありません。その様、魔法使いのごとし。またMさんは、家事から子育てまでしっかりこなす、母の鑑。そしてホステスとしての心配りも、素晴らしいものでした。そのようなお二人の様子を、半日じっくり傍で眺めつつ、お勉強になったり、我が身の不出来を嘆いたり・・・、且つまた、インスパイアされたりしたのでした。が、しかし、お二人のあれほどの能力は、DNAレベルまで遡らなければ得られないのでしょうねぇ。。。。。

キンパ、たくさん出来ました♪お土産にしていただき家族も相伴。娘(←太巻きが苦手)いたく気に入り、来月の恵方巻きはキムパに決定!お家で作ってきてくださった水キムチもマイルドな味わいで絶品でした。

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Mさん作の黒酢酢豚。この他にも、サラダからデザートのケーキ、フルーツに至るまで、食べきれないほどのご馳走を用意してくださいました。感謝かんしゃです。

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タグ:およばれ

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ルビコン川。 [cooking]

「ごちそうさん」
あまロスどころか、嵌りにはまっています。

兎に角、食卓風景に目が釘付けなのです。西門家の台所の設えを初め、め以子さんが家族のために拵えるごはん、それらを盛り付けるお器に至るまで、すべてがツボです。中でも、現代から見れば骨董の域の代物ではありますが、普段使いの食器に惹きつけられています。

嵌ってしまうと抜け出せそうにないアンティークの世界。その領域に、決して足を踏み入れてはいけないと自戒しているのですが。しかし、魅かれます。「行き着くところは骨董」。かの永井荷風氏は、ご著書の中で、そんな風なことを仰っていらしたような、いらっしゃらなかったような。。。

ところで、先週放送分の「牛筋カレー」。美味しそうでしたね!和牛を謳った上物の牛筋が手に入ったので、我が家でも拵えてみました。ただし、め以子さんと違って、文明の利器、圧力鍋を使ってしまいましたが。カレーは、牛脂を綺麗にお掃除したので、こっくり上品に仕上がりました。(作った後で気付いたのですがHPにレシピが出ていました)

牛筋は、二度茹でこぼし、小さくカットして圧力鍋で30分→自然放置。その間に、本でも読みながら、玉葱をじっくり炒めませう。

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コラーゲンたっぷり美肌カレー♪

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古染付に盛りたかった。。。。。せめて大正。。。。あかん、嵌ったらあかんよ。。。

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レシピ 3~4人前:

牛筋・・・250g
白葱・・・青いところ1本分
水・・・600~700cc(ルーのレシピに従って)
玉ねぎ・・・2個
オリーブオイル・・・大さじ1
人参・・・半本・乱切り
じゃがいも・・・1個・一口大
市販のルー・・・4皿分(ハウス・ザ・カリーを使用)

1・牛筋を洗って、たっぷりの水で洗って、二度茹でこぼす。
2・1を、小さくカットする。お好みで、脂は取り除きます。
3・圧力鍋に2、葱、水600~700cc入れ、火に掛け、圧が掛かったら火を弱めて30分煮る。
4・玉葱を繊維に沿って薄くカットし、オイルを温めたフライパンに入れ、弱めの中火で飴色になるまで、50分前後じっくり炒める。
5・鍋の圧が抜けたら、葱を取り出し、4、人参、ジャガイモを入れて弱めの中火で15分~20分煮る。
6・ルーを加え、10分、弱火で煮る。
タグ:レシピ 夕飯

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小確幸。 [cooking]

スイスワインを頂戴しました。

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スイスワインをいただくのは、恐らく、初めてだと思うのですが、こちらのワイン、しっかりしたお味の辛口ながら、爽やかな程良い酸味が感じられる美味しいワインでした。

折角のワインなので、チーズフォンデュでも拵えませうと、スーパーマーケットに出向いたなら、フレッシュで立派な連子鯛に目が留まり、急遽、アクアパッツアに献立を変更。果たして、お魚&大蒜との相性もばっちりでした。

いただいたワインのお蔭で、美味しい楽しい夕餉となりました。Hさん、どうもありがとう~♪




サイドディッシュ、アヒィージョに初トライ。

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アクアパッツア。〆は、残ったスープの中へ、アルデンテに茹でたスパゲッティーニを。美味なり。

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レシピ:

【連子鯛のアクアパッツア】

連子鯛・・・1尾(30センチ)
EXVオリーブオイル・・・大さじ2
ニンニク・・・2片(微塵切り)
唐辛子・・・種を抜いて1本
あさり・・・200g
プティトマト・・・8個前後
アンチョビフィレ・・・2枚
白ワイン・・・100cc
水・・・200cc
塩・胡椒・・・適宜
パセリ・・・適宜・あればイタリアンパセリ

1・下処理した鯛は、冷たい塩水で洗い、水分を十分に拭き取る。
2・1に、きつめの塩、胡椒をする。
3・浅鍋、またはフライパンに、オイル、ニンニク、鷹の爪を入れ、中火に掛ける。
4・良い香りがしてきたら、鯛の表面を下にして焼き色が着くまで焼く。
5・4をひっくり返して、焼き色が着くまで焼く。
6・アサリ、プティトマト、アンチョビフィレ、白ワイン、水を加え、強めの中火に火加減し、蓋をして5~6分蒸し焼きにする。
8・味を見て、塩加減する。
9・仕上げにイタリアンパセリを載せる。
*水加減、蒸し加減は鯛の大きさによって変えてください。

以下、お弁当記録。

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お赤飯をルクエで拵える。 [cooking]

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過日、栗原はるみさんが、NHKきょうの料理の番組内で、電子レンジを使って、お赤飯をいとも簡単に拵えていらっしゃいました。それもわずか10分ほどで!(←下拵えの時間は除きます)

番組内では、耐熱硝子のボウルを使われていましたが、私は、出番の極めて少ないルクエで挑戦。果たして、お赤飯が、イトモカンタンに蒸し上がったのでした。お味は、蒸篭で蒸した方がふっくら美味しいのですが、お手軽故、こちらもぜひレパートリーに加えたいと思います。

レシピ覚書:

【赤飯・ルクエ】

もち米・・・1カップ(30分浸水後、笊に上げておく)
小豆(番組ではささげ)・・・40g(一度茹でこぼし、割れない程度に茹でる)
小豆の茹で汁・・・3/4カップ

ルクエに、もち米、小豆、小豆の茹で汁を入れる。
電子レンジ:600W・6分間→蓋を開け、全体を混ぜる→600W・3分間

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参考*きょうの料理

時間に余裕のある時は、ぜひ蒸篭で。

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【赤飯・中華蒸篭】

材料
•もち米・・・5合
•小豆・・・半カップ強(茹であがり180g分)
•水
•胡麻塩(いただく前に)

作り方

<小豆>
1.小豆を洗い、虫食いなどの豆を取り除く
2.水を切った小豆と、小豆の5~6倍の水を鍋に入れ、強火で10分ほど煮る←澄んだ茹で汁が出来る
3.小豆、茹で汁を分ける
4.小豆はさらに水をたっぷり加え、弱火で40~50分、固さが残る程度に煮る
5.煮上がった小豆を水に浸け、茹で汁は冷ましておく*←この茹で汁は打ち水として使用

*色を濃くしたい場合は、茹で汁を煮詰めて使用します。

<もち米>
1.もち米は水が澄むまで研ぎ、ざるに上げ水を切る
2.もち米をボウルに移し、茹で汁を入れ7~8時間(一晩)おく←夏場は傷みやすいので時間を短めに
3.蒸篭に濡らした蒸し布を敷く

<蒸し1>
1.もち米の水をしっかり切り、蒸篭に移す
2.火の通りを良くするために真ん中を開ける
3.余分な布を蒸篭の縁に納め蓋をする
4.中火で35分蒸し、ボウルに空ける←蒸し布はかなり熱いので注意
5.打ち水(2回目の茹で汁)180mlをもち米に回しかけ、固いところや柔らかいところがないように、静かに切るように混ぜる←決して力を入れて練らない

<蒸し2>
1.打ち水をしたもち米に小豆180gも入れ、全体に混ぜる
2.蒸し始めと同様に、蒸篭に蒸し布を敷き、小豆を混ぜ込んだもち米を入れる
3.中火で30分蒸し、食べてみて固いようなら、さらに5分ほど蒸す
4.熱いうちに濡らした飯台や容器に空ける←この時も切るようにまた小豆を潰さないように注意

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*すぐに頂かない分は、湯気のあるうちにラップで小分けして冷凍。解凍は蒸し直して。

参考*暮しの手帖38号、「とらやの赤飯」

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グラタン好きの娘、牡蠣グラタンを作るの巻。 [cooking]

これまでお料理には、まったく関心を示さなかった娘は、二日連続、アルバイトから夕方帰宅後にキッチンに立ち、私の指導の下ではありますが、夕飯を準備してくれました。脅威です。雪でも降るのでは、と訝しんでいたならば、昨夜は今冬一厳しい寒さだったとか。。。やはり。
そして、今夜はおでん。朝からアルバイトが入っている娘、出勤前の仕込みは、さすがに断念しましたが、しかし、できれば拵えてみたかった模様。

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【牡蠣グラタン】(三人前)

材料・レシピ:

大粒の牡蠣・・・15個
塩・・・大さじ1
白ワイン、なければ日本酒でも可・・・適宜

ホウレン草・・・大束1束
無塩バター・オリーブオイル・・・適宜

無塩バター・・・大さじ3
薄力粉・・・大さじ3・5
冷たい牛乳・・・カップ3~3・5
塩・・・適宜
胡椒・・・適宜

チーズ(ピザ用など)・・・適宜

牡蠣の白ワイン蒸し:

1・真水で洗った後、塩で汚れを落とす。
2・流水下で振り洗いしながら、キッチンペーパーの上に上げる。
3・フライパンに洗った牡蠣を並べ、白ワインを降り、蓋をして中火に掛ける。
4・牡蠣がふっくらしたらひっくり返し火を止め、余熱で火を通す。

ホウレン草のソテー:

1・綺麗に洗って、塩を加えたたっぷりの熱湯に入れ、強めの中火で2分間茹でる。
2・冷水に取り熱を取り、笊に上げておく。
3・2~3センチ長さに切り揃える。
4・フライパンに無塩バターとオリーブオイルを熱し、2の水分を絞ってフライパンへ加え、さっと炒めて、お皿に取る。

ペシャメルソース:

1・厚手の鍋に無塩バターをゆっくり溶かす。
2・1に薄力粉を加え、焦がさない様にゆっくり火を通す。
3・2が滑らかになり艶が出てきたら、冷たい牛乳を一気に加え、濃度が付き、牛乳臭さが飛ぶまで火を通す。
4・3に塩、胡椒で味を付ける。
5・4に、牡蠣の蒸し汁をすべて入れ、混ぜ、もう一度味を見て、必要ならば塩・胡椒する。
*ペシャメルソースは、最初から最後まで小さめの泡立て器を使い、常によく掻き混ぜながら火を入れていきます。

グラタン皿に、ペシャメルソースを少量敷き、牡蠣を並べ、その上にホウレン草のソテーを置く。上から残りのペシャメルソース、チーズを載せ、200度のオーブンで焼き色が着くまで焼く。

【根菜のスープ】

玉ねぎ・・・半分
人参・・・半本
大根・・・5センチ
蓮根・・・5センチ
牛蒡・・・半本
ベーコン・・・100g(1センチ幅)
ブイヨン・・・800cc(市販のブイヨンの場合、水800cc+キューブ2個)
ローリエ・・・1枚
塩・胡椒・・・適宜
パルミジャーノ・レッジャーノ・・・適宜
パセリ・・・適宜

1・玉ねぎは横半分にカットし、繊維に沿って5mm幅にスライスする。
2・人参、大根は、4等分にカットし、3mm幅の銀杏切りにする。
3・蓮根を、6等分にカットし、5mm幅の銀杏切りにする。
4・牛蒡を、小さめの乱切りにする。
5・厚手の鍋にオリーブオイルを熱し、玉ねぎ→大根・人参→蓮根・牛蒡→ベーコンの順番にじっくり炒める。
6・ブイヨン、ローリエを加え、野菜が柔らかくなるまで煮る。
7・塩・胡椒で味を調え、仕上げにパセリ、お好みでパルミジャーノ・レッジャーノを加える。


タグ:レシピ

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餃子好き娘、餃子を作るの巻。 [cooking]

おせち作り以来、お手伝いがマイ・ブームの娘。昨夜は、大好きな餃子を、自ら作ってご満悦でした。

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材料・レシピ覚書:

餃子皮・・・50枚

豚ミンチ・・・250g
酒・・・大さじ1
大蒜醤油・・・大さじ1
オイスターソース・・・小さじ1
粗糖・・・小さじ半分
粉末鶏がらスープ・・・小さじ半分

パン粉・・・大さじ1

キャベツ・・・3~4枚(微塵切りにし、塩小さじ半分で揉み、水分をしっかり絞る)
白菜・・・2枚(↑キャベツに同じ)
ニラ・・・半束(微塵切り)
白葱・・・半分(微塵切りにし、片栗粉大さじ1を塗す)

タレ・・濃口出汁醤油+米酢、ラー油、柚子胡椒など

1・豚ミンチに調味料をしっかり揉み込み、粘りが出るまでよく練る。
2・パン粉を加え、キャベツ→白菜→ニラ→白葱の順番でさっくり混ぜる。
3・冷蔵庫で1時間から半日寝かせる。
4・皮に包む。
5・油を引いたフライパンに並べ、最初は強火。その後、火を少し落とし熱湯を加えて蒸し焼き
6・水分が無くなり、さらに蓋を外してきれいな焼き目が付くまで焼く。
*熱湯の量の目安は、皮のヒダの下辺りまで隠れる程度

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お気に入りの皮

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おぜんざいは、夫の好物。娘は、苦手につき、食しません。夫と二人、おやつにいただきました。

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タグ:レシピ 夕飯

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我が家のゆく年くる年。 [cooking]

あけましておめでとうございます。


献立覚書:

【2013年最後の晩餐】

この夜は、家族だけの忘年会。おせちと並行して拵える大晦日の夕食は、簡単かつ短時間で用意できるもので。タタキは、娘が絶妙な焼き加減に仕上げてくれました。CAVAで乾杯し、一年間の無事に感謝しました。

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氷見産寒ブリの刺身
牛・イチボ肉のタタキ(娘作)→おざなりな盛り付けがお恥ずかしい。。。カットは娘、お皿に並べたのは、わたくし。
おせちより、紅白なます、椎茸の旨煮、頂きもののカステラ蒲鉾の三種盛
カマンベール、フルム・ダンベール、モイヤー・プルーン、クラッカーの盛り合わせ
〆に、年越しの盛り蕎麦

【2014年幕開けの元旦祝膳】

日本人の普遍なる願いが籠ったおせちを、ことしも用意することができました。さて、今回のおせち作りは、諸事情により、瀬戸際での作業となりました。大晦日の朝、買い出し→午後、娘の協力の元、大車輪で臨み、何とか形になった次第です。御膳立て及び盛り付けは娘担当。大雑把な私と違って、丁寧な仕事ぶりでした。

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*お雑煮・青菜、焼き餅、イクラ、三つ葉、柚子皮

*祝肴三種・数の子、叩き牛蒡(娘作)、田作り(娘作)

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*お重詰

一段目・紅白なます、栗の渋皮煮(秋製作)、のし鶏、金柑の甘煮(春製作)、海老旨煮(市販品)、酢蓮、伊達巻、鶴里芋、昆布巻き(市販品) あしらい:ユズリハ

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二段目・御煮〆(京人参、蓮根、牛蒡、筍、蒟蒻) あしらい:松葉、松葉柚子、裏白

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*寒ブリの塩焼き

*黒豆(28日製作)

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*栗きんとん(娘作) 器:越中瀬戸焼 釋永由紀夫

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今年も、丁寧に、かつ簡素な暮らしを大切に、毎日を過ごしていきたいと思います。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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