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朋あり遠方より来る。 [friend]

お盆前。東京では猛暑日となった日のこと。友人と、一年ぶりの逢瀬を楽しみました。

亦楽しからずや

待ち合わせは、ブリジストン美術館のティールーム・「ジョルジェット」さん。居心地の良い静かな空間で、積る話に花が咲き、気付けば二時間も。。。こちらでは、単にパフォーマンスでも過剰でもない、程良い気配りのプロのサービスを受けました。

本丸の美術館は、40年ぶりだったのですが、残念ながら、時間の関係で素通り。こちらで割引券を頂いたので、近いうちに来訪し、その時こそ鑑賞させていただきたいと思います。

さて、京橋から地下に潜り、長いながい飲食街を通って、丸の内へ移動しました。新丸の地下から、世界一クリーンな街、丸の内へ。ビルの谷間を少し散策し、お約束の東京駅センターホールを見学。そこから東京ステーションホテル内の「とらやカフェ」さんへ。こちらでも話は尽きず。。。が、しかし楽しい時は永遠にあらず。再会をお約束して、お別れしました。Fさん、貴重なお時間を割いてくださり、ありがとうございました♪



名古屋限定、懐かしの「美濃忠」さんのお菓子です。お土産に頂戴しました。今や、東京にない地方銘菓を探すのは、かなり困難。その数少ない中から選んでくださったお心遣いが嬉しい♪

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塗のお弁当箱を菓子器に見立てて。

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東山・釣鐘型の和三盆お干菓子。

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山宝果・和三盆を纏った胡桃の実と小椋餡。

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・・・画像がすべてピンボケ。老眼のせい。。。悲しいわぁ。

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味の記憶と記録・調布「Don Bravo*ドン ブラーヴォ」。 [family]

調布・国領駅にほど近いDon Bravoさんへ、ランチタイムに伺いました。お若いシェフとスタッフの方々が切り盛りされている、実に雰囲気の良い、お料理、サービスともに素晴らしいお店です。

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まずはサラダ。新鮮な無農薬のベビーリーフには、白バルサミコ酢、オレンジ、蜂蜜のドレッシングが。

パンは自家製だそうです。ふすま入り、天然酵母とのこと。チーズも入っているようです。香りが良く、食感はもっちもち。あまりに美味しくて持ち帰りたくなりましたよ。余談ですが、こちらのテーブル、使い込まれた風合いを良い感じに醸しています♪

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メニューの中から、三皿を選びました。

ピッツアの生地は、イーストを使わず天然酵母(玉ねぎ・ヨーグルト)だそうです。キッチンの石窯で焼いてくださいます。その生地の美味しいこと!きっと良い小麦を使われているのでしょう。窯が美しい♪

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マルゲリータ。フレッシュなトマトソースとモッツアレラ、美味でした。

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万願寺がトッピングされているピッツア。マルゲリータに比べるとライト感覚です。アンチョビの量は、多すぎず少なすぎず、このピッツアもたいへん美味でした♪

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夏野菜(オクラ、にがうり、万願寺とうがらし、ひよこ豆)のパスタ。パスタは果てしなくアルデンテ。オイルベースですが、このたっぷりのオイルソース、ニンニクの風味が上品で、余すところなくお腹に入れてしまいたいくらい美味でした。

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ドルチェは、桃と爽やかなヨーグルトのソルベ。桃にはライムの皮?にミント。

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お茶はアールグレイをお願いしました。サービスでいただいた焼き菓子が大そう美味しくて。。。パン同様、ぜひ持ち帰りたかったのですが、残念ながら、販売はされていないとのことでした。その焼き菓子は、カントゥッチーニ、アマレッティ、ブルティ マ ブオーニの三種類でした。

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どちらのお料理もシェフの拘り感じる素晴らしいものでした。ご馳走様でした。また伺います!

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味の記憶と記録・円山公園「zucca da vino」 [family]

お店は、趣のある古民家の一軒家。玄関に入ると、お香の微かな香り。足元を照らすウエルカムランプが素敵です。

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私達が通されたのは個室。そこは、まったく無駄のない空間でした。部屋の真ん中に6人掛けのテーブル、通りに面した擦りガラスの格子窓、反対側には、仕切りに使われているワインセラー、そして部屋の角にアジアンタム一鉢。お隣の部屋は、落ち着いた雰囲気のカウンター席。こちらも最小限のインテリアで纏まっていました。

さて、お料理は美しいマダムが供してくださいます。そして、どちらのお皿も絶品で、丁寧に心を込めてご用意くださったことが、十二分に伝わってくる美味しさでした。

以下、お料理の覚書です。(詳細を失念し、残念。。。)

まず、運ばれてきたのが、キューリの香りが涼しげな冷たいスープ。

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前菜:5種、上段左から時計回りに。玉葱のグラタン、ポテト&パルミジャーノ?、牛肉のたたき、ニョッキ、鱧。玉葱のグラタンは帰宅後、マネして拵えました。(当然、完敗!)

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ロングパスタ:ボンゴレビアンコ。イタリアンパセリではなく、大葉が乗っていました。美味しいアサリは、むき身と殻付の二刀流でした。

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ショートパスタ:自家製ソーセージのラグーとズッキーニのトマトソース。絶妙な塩梅に唸る。。。の巻。

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メイン:地鶏のロースト・バルサミコと赤ワインのソース。美味しい肝が添えられていました。柔らかく仕上げました、とのマダムのご説明通り、抵抗の全くない柔らかさに吃驚。調理法が気になります。。。

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ドルチェ:西瓜のジェラードに、塩のソルベ!既存の組み合わせなのに斬新。

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夫のカプチーノ。

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娘の紅茶。

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私のカプチーノ。

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珈琲、紅茶の美味しさは言わずもがな、カップの素敵なこと♪ためつすがめつ眺め、それは裏の刻印チェックにまで・・・。カップは、それぞれ作られた年代も国も異なっていますが、三客ともコバルトの地模様に金彩が施されています。アンティークに通じていらっしゃるマダムの、思慮深く細やかなお心遣いが伝わってきました。

お茶に添えられた小さなパイ。

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陶箱は、ウエッジウッド・珍しい黒のジャスパー。

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滞在時間はおよそ二時間。実に、目福口福な時を堪能させていただきました。必ず再訪したい!次回は、ぜひ夜のzucca da vinoさんを体験したいですね~。

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Spanish Day。 [cooking]

週末の金、土曜日は、アルコール解禁日。昨日はリーズナブルなCAVAを用意したので、献立もスペイン風に。

CAVAは、サクラダ・ファミリアの記念ラヴェル版。前菜は、今が旬の鯵をカルパッチョ。

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メインは、浅蜊のフライパン・パエリャ。その他、アボカド&夏野菜のサラダと生野菜のスティックサラダ、と野菜尽くしでした。野菜は、新鮮なご近所産朝採りです。美味しい夏の実りに感謝かんしゃです。

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*レシピ:直径26センチのノンスティックパン

浅蜊・・・400g前後(ワイン蒸し)
白ワイン・・・100cc
スープストック・・・380cc(市販の固形または顆粒スープを溶いたもの+浅蜊から出たスープ)

オリーブオイル・・・大さじ2
玉ねぎ・・・半分(微塵切り)
大蒜・・・1~2片(薄切り)
米・・・2合
薄切りベーコン・・・4枚(3センチ幅にカット)
ターメリック・・・小さじ1
塩・・・小さじ半分

ミディまたはプティトマト・・・適宜(ミディーなら半分にカット)
ローリエの葉・・・1~2枚
イタリアンパセリ・・・適宜

浅蜊をワイン蒸しにし、アサリとスープに分けておく。

フライパンにオリーブオイルと大蒜を入れる。
火をつけて、香りが立つまで炒める。
玉ねぎを加え、透き通るまで炒める。
米(無洗)を加え、透き通るまで炒める。途中でベーコンを加える。
仕上げにターメリック、塩を加え混ぜる。
以上、火加減は弱めの中火。

米の上に、アサリとトマトを並べる。
取り分けた浅蜊とスープを加え、ローリエの葉を乗せて蓋をする。
沸騰するまで強めの中火、沸騰後弱火にして15~20分炊く。
火を止める直前に強火にして30秒前後。おこげを作る。
10分ほど蒸らし、仕上げにイタリアンパセリを散らして食卓へ。
タグ:夕飯 レシピ

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京都へ*最終日、東寺。 [family]

京都最終日。お天気は快晴。三日ぶりに夏空が戻り、厳しい暑さになりました。

朝食後、東寺にお参りしました。

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境内の大きな蓮池は圧巻。蓮花は丁度見頃でした。

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鴨の親子が朝のお散歩中♪小鴨の愛くるしさったら。。。

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「さいき家」さんの鱧寿司と出汁巻きのお弁当を持って、お昼過ぎの新幹線で帰路に。車内で美味しくいただきました。

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鱧寿司はさることながら、さいき家さんの出汁巻きは、上品でふっくら、素晴らしいそれでした。今回の旅行では、「京の出汁巻き」に激しく刺激を受けたわたくし。帰京後、出汁巻き作りに何度か挑戦しました。が、しかし難しい。。。打倒、仕出し屋さんの出汁巻き!手始めは、銅製の卵焼き器入手?

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タグ:旅行

京都へ*三日目、知恩院~円山公園・八坂神社~二条城~寺町界隈。 [family]

さて、京都三日目です。お天気は曇り、時々小雨。入洛三日目も、涼しく過ごし易い一日でした。

まずは、市バスに乗って、知恩院へ。圧倒的な山門をくぐり、境内へ入ります。残念ながら、御影堂は工事中のため、楽しみにしていた左甚五郎の忘れ傘を確認することはできませんでした。(忘れ傘は前回も出来ず仕舞)

荘厳の一言に尽きる山門。

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107段!

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石段を登りきると、美しい蓮池が。。。

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お昼は、円山公園内の、zucca da vinoさん♪

地下鉄に乗って、二条城へ。

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寺町界隈を散策。一保堂さんでお茶時間。

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夕ご飯は、「ラーメン!ラーメン!」と五月蠅い娘のリクエストに応えて、「五行」さんにて、生ビール&餃子&博多ラーメン。こちら、店員さんのサービスが素晴らしいお店でした♪私たちのテーブル担当は、香港よりのD大学留学生、笑顔が素敵なYさん。彼女の日本語リテラシーには、目を見張るものがありました。マニュアルを超えた気持ちの良いサービスは、10点満点中20点♪
タグ:旅行

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京都へ*二日目、東山~一乗寺~祇園。 [family]

盛沢山な京都二日目。終日、曇り空。雨は小雨程度で、覚悟していた暑さは回避。バスと地下鉄を駆使し、効率の良い移動をし、充実した観光の日と相なりました。これは、毎度行き当たりばったりな私にしては珍しく、大雑把ではありますが、旅のスケジュールを練った結果。まずは計画ありき、ですね^^;

午前中のミッション、東山の蓮華王院三十三間堂を拝観。実に30年振りの訪問です。荘厳な空気の中、静かに佇まれている千体超の観音様は圧巻。

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ゆっくり三十三間堂を拝観した後、歩いて数分のハイアットへ移動。お昼はこちらのTOUZANさん。

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まず一品目、焼きナスと淡雪に見立てた卵白の冷製です。香しい青柚子がアクセントになっていました。

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揚げ葛餅とトマト、茄子。温かいお出汁で。

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名物?籠盛弁当。お魚は、鰆の幽庵焼。ご飯は白ご飯にちりめん山椒。

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デザートは、梅のゼリー。上に乗っているのは、干し梅?

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バーが併設されています。骨董やお面を駆使したインテリアが素敵です。一見の価値有り。

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巨大な備前の壺。造形が素晴らしい♪

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ランチの後は、一乗寺へ。お目当ては恵文社さん。かねてより、ぜひ伺いたいと思っていました。ようやく実現。夫からも、今回リクエストが入り、少々吃驚。だって・・・、恵文社さんは、夫の嗜好とは程遠いと思っていたので。。。

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恵文社さんでしばし心地よい時間を過ごし、ご近所のカフェ、つばめさんへ。北欧食器が使われていましたよ♪

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ケーキやスコーンは手作りだと思われます。

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バスを乗り継ぎ、四条へ移動。今回の旅の目的、祇園祭りへ。娘は、祇園祭り初体験。祇園囃子の中、山鉾もさることながら人出に圧倒されていました。(途中逸れかけた私達家族@娘スマホ・バッテリー切れ。ついでに私のカメラもバッテリー切れ。)

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夕食はとある中華を考えていましたが、数ある山鉾を見学しながら歩いていたら、お店からどんどん離れてしまいました。

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空腹に耐えきれず、喜MURAさんという居酒屋さん風のお店へ。生ビールで喉を潤し、串揚げや出汁巻き卵などをいただき、大満足。TOUZANさんのお弁当にも入っていましたが、京都の出汁巻きは最高です♪

夕食後は夜のお散歩。目指したのは、1918年創業、サンボアバー。歴史を感じさせる店内、三代目であられるマスターとのお喋り、何もかもが非日常でございました。マスター&常連さまから、粋なバーの流儀も教えていただきましたよ♪私が頂いたジントニック、銘柄はありふれたGORDONですが、しかし何故あれほど美味だったのでしょうか???我が人生最高のジントニックでございました。
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