SSブログ

レシピ*密閉容器で作る捏ねないバケット。 [cooking]

その後、バケットのレシピは変化を続け、ようやく落ち着きつつあります。

1-IMGP2931.JPG


日によって、室内の温度や湿度、かつまた私の気分が違いますから、一定の焼き上がりは期待できませんが、家族が美味しいと言ってくれるので、それも良しとしています。

レシピ*バケット 約8センチ×40センチ 1本分

材料:

はるゆたかブレンド(ママぱんさんのスペシャルvr.)・・・200g  
自然塩・・・4~5g
粗糖・・・小さじ3/4
サフ・インスタントドライイースト・・・小さじ3/4
人肌のぬるま湯・・・158cc前後

オーブン:270℃に余熱 生地を入れてから250℃に下げる

使う道具:

2-IMGP2945.JPG


密閉容器を使うメリットは、生地から蒸発する水分を逃さないので、パン生地作りの大敵、乾燥に強いところ。濡れ布巾を用意する手間も省け、一石二鳥です。

工程:

1・ボウルにぬるま湯以外の材料を入れ、太めの菜箸でしっかり混ぜる
2・1の真ん中を目掛けてぬるま湯を投入し、菜箸を使って、粉っぽさが無くなるまで混ぜる
3・蓋を閉め、10分放置
4・3をカードをボウルの側面に当て、放射線状に少しずつ折り畳みながら、ボウルを一周する(数にすると12回前後)
5・4の蓋を閉め、10分放置
6・4~5を繰り返す。ただし折り畳む回数は、8回前後に抑える(捏ね過ぎ無用)
7・もう一度8回折り畳む作業をし、蓋を閉め、40~50分放置。生地が二倍に膨らむまで発酵させる
8・打ち粉をしたキャンバス地の上で成形→二次発酵25分前後


*水分率の高い生地です。私は、二次発酵後、天板に移す際、ストッキングを被せた「おそうめんの箱の蓋」を使っています。

まず、生地のすぐ横に蓋を置き、ころんと転がして、蓋に乗せ(この時、裏が上になっています)、オーブンシートを敷いた天板に、再びころんと転がして移動させています。(これで、表面が上になります)

**板にストッキングを被せることで、柔らかい生地でもくっつかず、移動させることができます。細長いカッティングボードがあれば、ベストです。(その際も、ストッキングを被せます)


焼成:二次発酵の済んだ生地にクープを入れ、さっと霧吹き。オーブン庫内にも霧を吹き、
    250℃7~8分、その後190℃15分。




危惧していたことが現実になってしまいました。こちらを覗いてくださるみなさま同様、心落ち着かない時間を過ごしています。ご無事をお祈りしましょう。

共通テーマ:グルメ・料理

お祝い*夫の誕生日 [family]

昨日16日は、夫の53回目の誕生日でした。早朝よりお赤飯の準備をし、夕飯のタイミングに合わせて蒸し上げました。

1-IMGP2917.JPG


家族が揃った深夜九時に宴開始。主菜はヒレ・ステーキ、氷見の寒鰤にサーモンのお刺身。その他簡単な副菜を用意し、CAVAで乾杯しました♪

2-IMGP2925.JPG


これからもますます元気でお仕事にゴルフ、頑張ってくださいませ!
タグ:お祝い 夕飯

共通テーマ:グルメ・料理

2015新年あけましておめでとうございます。 [family]

あけましておめでとうございます。

いつも拙ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今年も、お蔭さまで、無事に新年を迎えることができました。昨年は、嬉しいことも心痛むこともありました。禍福はあざなえる縄の如し、正しくそんな年でした。今年はどんな年になるでしょう。。。凪の日々が続くことを願いつつ、簡素に丁寧に、毎日を送っていきたいと思っています。

本年もよろしくお願い申し上げます。



さて、暮れから元旦に掛けての台所仕事、その記録を残しておきたいと思います。

まず、26日、新豆を求めてアメ横の松葉屋さんへ。27日朝、そのお豆を仕込み翌夜、黒豆が完成しました。今回は、お節用と保存用に5合炊きました。28日、29日にお煮しめ以外を仕上げました。

ところで、30日、お隣へ暮れのご挨拶に伺った際、出来立ての黒豆を頂戴しました。例年とは炊き方を変えたのよ、と仰っていましたが、むっちりとした食感にしっかりした甘さ、なのに皺が寄っていない素晴らしいお豆さんでした。レシピも教えて頂きました。新豆が美味しいうちに、ぜひチャレンジしたいな。

いよいよ大晦日。朝、夫を伴って御徒町の吉池さんへ、最後の買い出しに行きました。

混雑の極みの吉池さんでは、元旦用に寒鰤切り身と活き車海老、大晦日用に氷見産の寒鰤、鮪のお刺身などを、何とか購入。その後、アメ横をちらっと覗きましたが、凄まじい人出でした。通りに入るのを一瞬躊躇しましたが、折角なので、前出の松葉屋さんにて、新物の花豆を、ドライフルーツの小島屋さんで、貴重なモイヤープルーンを買い帰路に着きました。

帰宅後お昼を頂き、最後の作業開始。お煮しめを炊き上げ、こうして昨年のお節作りは完了しました。が、しかし、きっとやり残したことがあるに違いない、と思っていたらば案の定、金柑の存在をすっかり忘れていました。片付けも終わった深夜、金柑を炊き、お鍋に入れた状態で元旦を迎えることに相成りました。

さて、ささやかな忘年会メニューは、お刺身にホウレン草と豚シャブで常夜鍋。紅白を観ながらいただきましたましたが、イディナさんのLet it go~♪ その歌唱力に圧倒されました。歌って、決して衣装や演出じゃないよね。。。中島みゆきさんは、独特のオーラ健在、良かったわ~♪



以下、元旦の祝膳です。お屠蘇は家族全員苦手ゆえ、赤ワインを見立て乾杯しました。しかし、ワインを空けた直後、シャンパンにすれば良かったと激しく後悔しました。初後悔。

1-IMGP2889.JPG


お節の内容は、毎年ほぼ変わり映えしませんが、いつもは市販のもので済ませていた昆布巻きを手作りしました。よって、ことしのお節は、蒲鉾以外すべて自家製と相成りました。ちなみに昆布巻は羅臼昆布に時鮭で拵えましたが、美味しく仕上がりました♪
元日の夜は、お節と、超、超、超簡単ローストビーフ&大量マッシュポテ~トの夕餉でした。

レシピ覚書:

牛ローストビーフ用・・・400g
塩(ゲランドを使用)・・・小さじ1強
ブラックペッパー・・・適宜

室温に戻した肉に、塩・胡椒をしっかり擦りこむ。
オーブンを270℃に温める。(ガスコンベック使用)
天板に網を乗せ肉塊を置く。
天板に湯を張り、オーブンに入れる。
オーブンを250℃に下げおよそ10分、150℃に下げ、およそ15~20分焼く。(焼加減はレア)
オーブンから天板を取り出し、肉が冷めるまでそのまま放置する。
肉が完全に冷めてから、薄切りにする。

*ホースラディッシュや柚子胡椒などお好みの薬味を添えていただきます。

マッシュポテトは、ジャガイモをカットし茹で、湯を切ります。大蒜の擦り下し、牛乳を多めに加え、ジャガイモをつぶしながら火を通します。塩で味付けしクリーミーになるまで、弱火で練り上げ、仕上げにバターを落とします。

お節2015*覚書

2-IMGP2894.JPG


*祝肴三種
黒豆
数の子
田作り

*重詰
紅白なます
菊花蕪
栗きんとん
紅白蒲鉾
ミニ伊達巻(普段の半量で)
牛肉と牛蒡の八幡巻
車海老(恐怖!一時間格闘!!!)
亀甲里芋
叩き牛蒡
昆布巻

3-IMGP2902.JPG


*お煮しめ
京人参
干し椎茸
蓮根、
牛蒡
手綱蒟蒻
矢羽絹さや

4-IMGP2908.JPG


*焼き物
鰤塩焼き 酢蓮添え

*関東風お雑煮
大根、京人参、小松菜、紅白蒲鉾、柚子

*口取り
金柑甘煮

共通テーマ:グルメ・料理

2014クリスマスディナー*国立マルセル [family]

過日、ランチで伺った国立のフレンチレストラン「マルセル」さん。12月某日、こちらで娘の友人Kちゃんをお誘いして、クリスマスディナーをいただきました。

1-マルセル・シュー.JPG


コンテ24のグージェール・鈴木農園(立川)の人参ムースとコンソメジュレ、キャビア添え
*完璧な形のグージェール!このグージェール・人参ムースは温かい状態で供されます。

2-マルセル・チーズのクッキー.JPG


チーズのクッキー on アニスシードのお布団
*こちらも温か♪

3-マルセル・前菜.JPG


ブレス産七面鳥の軽いスモークとオマールブルーの季節野菜サラダ、ジュド・オマールとピスタチオのアンチョビソース
*お野菜はなんと15種類!前菜とは思えないボリュームです。ソースも美味でした。

4-マルセル・どろどろ.JPG


トピナンブールのヴルーテと黒トリュフ
*トピナンブールとは、菊芋のことだそうです。一年間フランス留学していたKちゃん曰く、ヴルーテとはどろどろしたという意。確かにポタージュよりもぼってりしたした食感でした。WECKの瓶に入れられて供されます。蓋を開けると、香りと共に、これでもか、という量のトリュフが!

5-マルセル・魚.JPG


鱈とじゃがいも、デュクセル・シャンピニオンのパイ包み焼き、ほうれん草のクーリ添え
*鱈とマッシュしたジャガイモが美味。オーブンから出したばかりのパイは、この上なくサクサクしていました。

6-マルセル・肉.JPG


フルール・ド・オーブラック牛とランド産フォアグラ、ラングドック・ワインソース
*しっかりした肉質の内腿とフィレの二切れに、フワフワ柔らかい、まるで鮟肝をソテーしたようなフォアグラが乗っています。

7-マルセル・デザート.JPG


ザッハトルテ、いちごのソルベ、ヴァニラアイスクリーム、チュイール添え
*かつて頂いたザッハトルテの中で一番美味しいと感じました。香りの良い冷菓に、チュイルのバリバリ感。申し分ございません♪

1-マルセル コーヒー.JPG


お茶に添えられたミニヤルデーズ(トリュフ&ココナッツクッキー)
*エッジが立ったクッキー・・・、すべてのお料理がそうですが、丁寧に作られたのだなぁ、としみじみ感じ入りました。


以上、マルセルさんの「Menu Noel 2014」でした。時間にして、三時間余り。ワインは、4人で赤白2本を注文しました。丁寧で心の籠った一皿ひとさらのお味は言わずもがな、マダムの、気取らない温かなサービスも素晴らしいお店です。そして、お値段は敢えて記しませんが、驚くほど良心的なものです。

ということで、気が早いようですが、今年のクリスマスも早めに予約するぞ~♪

共通テーマ:グルメ・料理