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レシピ覚書*簡単美味ローストビーフ。 [cooking]

12月22日放送の「カンブリア宮殿」のゲストは、菊乃井三代目主人、村田吉広さんでした。村田さんが番組内で紹介されたローストビーフのレシピは、極めてシンプルでした。
 
さて、24日、クリスマスイブ当日。夕食はどうしよう、と何の計画も立てないまま午前中にマーケットへ行ったなら、果たしてお肉売り場には、ローストビーフ用の牛腿塊肉が 沢山並んでいました。その中で、頃合いの良さそうなものをひとつ選び、先のローストビーフを拵えてみることにしました。
 
番組では、大鍋に湯を張り、火に掛けた状態で温度調節をしながら加熱されていました。私もかつて、鶏ハムは同じ手法で拵えていましたが、今は専ら、温度調節&タイマー付きのヨーグルトメーカー・ヨーグルティアを使っています。なので、ローストビーフもヨーグルティアで試してみることにしました。 以下、その時のレシピ覚書です。
 
材料:
 
ローストビーフ用牛もも肉・・・400g
塩・・・適宜
 
酒・・・100cc
味醂・・・25cc
醤油・・・25cc
 
辛子・・・適宜 
 
牛もも肉は室温に戻します。小鍋にタレの調味料を入れ、弱火でアルコールを飛ばします。肉に軽く塩を降りマッサージします。フライパンを中火で熱し、肉の表面を各45秒~1分間、様子を見ながら焦がしすぎないように軽く焼き付けます。 ジプロック冷凍用に焼き上げた肉、調味料を入れ、空気を極限まで抜いてジッパーを閉めます。ヨーグルティア(なければ鍋に65度の湯を用意)に肉を入れ、静かに65度前後に調節した湯を注ぎます。蓋をセットし温度設定59度・1時間でセットし加熱します。お鍋の場合は、落し蓋をし、湯音を温度計で58~59度に管理しながら1時間加熱します。時間が来たら引き上げ、袋に入れた状態で冷まします。
 
 
*番組のレシピでは、お肉は300g、タレは倍量ですが、村田さんの手元を確認すると、お肉は300g×2につき、倍量で拵えたタレの半分強程度を使用されていました。
 
*調理中の温度管理
 
・ヨーグルティアの場合:お肉を入れた後、59度に落ち着くまで 、傍らに湯を置き、微調節します。
 
・お鍋の場合:時折温度計をチェックし、湯温59度を保つように火加減を調節します。
 
感想:
 
タレに漬けた状態で加熱→冷ますため、しっとりと仕上がり、また中まで味が沁み込み美味です。タレの塩梅は、若干(あくまでも若干)味醂を減らしてもよいかな、と思いました。 タレのお味は、上品な薄味ながら、肉汁の旨味が加わり、奥深いものに仕上がっていました。そしてこのローストビーフには辛子が必須です。それもマイルドなものが合いそうです。同時に山葵も試してみましたが、辛子には劣りました。タレの代わりに海塩(ゲランドのフルール・ド・セル)、そしてやはり辛子の組み合わせも美味でした。
  
 
ローストビーフ・ソネット.png
 
 
 
献立覚書
 
和風ローストビーフ
蒸しジャガイモ(とうや)の オリーブオイル焼き
蛸・レンコン・セロリのサラダマスタード風味 (一口大のレンコン・中1節を酢を入れた湯でさっと茹で、セロリ・1本、蛸・200gと一緒に粒マスタード&マヨネーズ(大匙1・5&大匙3)、塩少々で和えます)
蒸し炒めニンジン(ニンジンを塩、オリーブオイルで蒸し炒めし、仕上げにバルサミコ酢少々で味付け) 
アボカドとホタテの和えもの(アボカドは賽の目。ホタテは霜降りにし、氷水に取って賽の目。レモン汁、塩、京だし、オリーブオイルで和える)
 
蛸・レンコン・セロリのサラダ
 
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ケーキの代わりに、小岩井農場のレーズンサンド←超美味 
 
レーズンサンド.png
 
 


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レシピ覚書*捏ねないバケット冬仕様。 [cooking]

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明日はいよいよイブ。否クリスチャンの我が家であり、その上に年末の慌ただしい時期ゆえ、それをしらっと無視しようと企んでいました。がしかし、夫の「イブの夕食は、何か特別なことをするの?」の一言に心乱されたのでした。

どうしませう。。。年賀状の宛名書きもしていないのに。。。買い物へ出掛ける時間こそ惜しいこの時期に。。。いつものバケットを多めに焼いて、チーズフォンデュやアヒージョでお茶を濁すことは許されまいか。。。はぁ、己の日ごろの体たらくが悔やまれます。

ということで?、バケットのレシピを冬仕様に更新しておきます。

材料:

強力粉(生活クラブ・国産)・・・240g

砂糖・・・5g

塩・・・5g

インスタントドライイースト・・・5g

ぬるま湯・・・170cc 

密閉容器にすべての材料を入れ、全体が混ざるように捏ねる。蓋をし再度捏ね、蓋をして一次発酵・60分。キャンバスに粉を降りその上に生地を出す。軽くパンチし、長方形に成型し、ベンチ・30分。次に成型します(生地をひっくり返し、手の平の 腹を使って真ん中まら向う側へ押し込み、盛り上がった部分を手前半分に畳み、次に手前を生地の中央あたりに折り返します。ナマコ型になった生地を再度ひっくり返し、中央から両サイドに向かって転がしながら伸ばします。この時、左右の手の動きを逆にして伸ばします)。二次発酵・22分。焼成・予熱270度・天板に生地を移し、クープを入れ、霧をたっぷり吹いたオーブンへ入れます。250度に下げ8分190度15分焼き、出来上がりです。

 

*口解けをよくするため、水分量は多くしています。そのため、容器内で捏ねる際には、カードを使います。

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レシピ覚書*蓮と鶏挽肉の巾着。 [cooking]

 
 
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夏の終わりに読んだ一冊。野菜割烹店を営む女主人の一年のお話。タイトルは不明です。
小説の中に描かれる、旬の野菜の下拵えから調理、できた一皿を頬張る常連客。すべての描写が鮮明で美しく・・・
巾着は、女店主の拵える一品です。口に含めば、もちもちじゅわ~、ああ、しみじみ美味なり。
 
この小説ですが、残念なことに、著者名も失念しました。再読したいけれども、無理かなぁ。。。
 

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レシピ覚書:蓮と鶏挽肉の巾着、8個分
 
薄揚げ(いなり寿司仕様)・・・8枚
鶏挽肉・・・150g
レンコン・・・150g(擦り下ろし、水分を軽く絞る・もちもち感が無くなるので、絞り過ぎは禁物)
ニンジン・・・4センチ(2センチの千切り)
きくらげ・・・3個 (2センチの千切り)
片栗粉・・・小匙1 
塩・・・少々
酒・・・少々
出汁・・・300cc
酒・・・ 大匙2
薄口しょうゆ・・・大匙2
味醂・・・大匙2
 
*調味料の量は目安です。お好みで加減してください。
*小説での具は、秋らしく、銀杏とささがき牛蒡でした。
 
ポリ袋に挽肉に、塩少々、酒少々を入れ揉み込む 。擦り下ろしたレンコン、片栗粉、ニンジン、きくらげを、均一混ぜ込む。袋の角をカットし、お揚げに詰める。平鍋に出汁と調味料を入れ温め、沸騰したら巾着を並べ、再び沸騰したら弱火にし、ペーパータオルで落し蓋をし、30分ほどコトコト煮る。火を止め、蓋をして味を含ませる。
 
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追記:南米密林にて発見!
 
魚住陽子著 「菜飯屋春秋」 
 
海のものと、大地のもの、人のこころ、それが人間の本来の糧というもの ・・・、文中で心打たれた一文です。作品の発見と同時に、このメッセージが蘇りました。
 
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紅まどんな。 [food]

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週末、夫は四国松山まで芝刈りへ。そのお土産のひとつが、この素晴らしき愛果28号、商標「紅まどんな」です。世間では有名なのでしょうか。私はお初にお目に掛かりました。

何でも、とある割烹にて水菓子として供され、そのお味の素晴らしさに感動し、ゴルフ場から空港に向かう途中、道の駅に立ち寄り買い求めたとのこと。帰りはさぞ重かったことでしょう。(「道の駅」にて荷物を発送の発想はなかったそうです。。。)

さて「紅まどんな」、一見して伊予柑とネーブルオレンジの中間、香りはネーブルに限りなく近く、かなり薄い表皮、果肉は緻密、その上にペクチン含有率がかなり高そうゆえに食感はゼリーに近く、爽やかでありながら濃厚な甘味。この食味は、品種改良の成せる技なのだそうです。ついでながら温州みかん様の小粒のものも絶品でした。しばらくは、その辺のみかんは口に出来ないかも。。。みかん王国愛媛に恐れ戦いた日曜の夜でした。(紅まどんなでジャムを拵えたら、さぞ美味しいでしょうねぇ、、、しませんけれどね・笑)


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レシピ覚書*付属レシピで拵える餃子。 [cooking]


グラタン、ラザニア、ラーメン、餃子。中でも餃子がベスト。娘の好物です。昨夜は夫不在につき、餃子をメインにしました。サイドディッシュは、パプリカと胡瓜のサラダ、以上です。娘は餃子さえあれば満足。20個余りが彼女のお腹へ消えました。
 
皮は、ヨーカドーのPV商品を、レシピはパッケージの裏に記載されている材料・調味料をほぼ忠実に拵えましたが、果たして美味しかったのです。
 
お勝手仕事に全く興味のない娘ですが、自分の好物を手ずから拵えてくれれば嬉しいな、そんな思いを込め以下、レシピの覚書です。 
 
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ギョウザ30個分
 
豚挽肉・・・180g(脂の多いものがベター)
キャベツ・・・厚いもの3枚 (250g・5ミリ程度の微塵切り、小匙1/4の塩を塗ししんなりさせる)
ニラ・・・小一把( 3~4ミリ幅)←パッケージには30gとあります
ニンニク、ショウガ・・・各一片(擦り下ろす )←昨夜は、平日に付き、ニンニクはパスしました
醤油・・・大匙1←昨夜は、ニンニクの代わりに大蒜醤油を使用しました
粗糖・・・小匙1
ごま油・・・大匙1
胡椒・・・少々 
片栗粉・・・小匙1
サラダオイル・・・大匙1 
熱湯・・・適宜 
 
ギョウザのタレ・・・生醤油:京だし:米酢=1:1:1、石垣島のラー油 
 
豚挽肉に調味料を加え、よく練り込みます。そこへ水分を絞ったキャベツ、ニラを加え練り合わせ、冷蔵庫で1時間ほど寝かせます。餃子のタネを包み、サラダオイルを敷いたフライパンを中火に掛け、丁寧に並べます。中火で薄く焼き色が付くまで 1~2分間焼きます。熱湯を皮のヒダの下まで入れ、すぐに蓋をします。火を若干強く(強めの中火)し、8分間焼きます。火を弱め(弱めの中火)、更に5分焼きます。蓋を取り、焼き色を確認し、水分が残っていれば火を強め飛ばし、お皿に出します。この時に焼き色が薄いようなら、焼き色が付くまで焼き付けます。
 
 *焼き時間は、基本は強めの中火で8分間の蒸し焼きですが、キャベツの厚さや固さ、水分の残量に合わせて加減するとよいと思います。


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レシピ覚書*鰤の照り焼き。& コブサラダのドレッシング。 [cooking]

天然鰤の美味しい季節となりました。切り身は、必ず腹側の切り身を買い求めます。  我が家では、それを塩焼きでいただくことが多く、それは夫が照り焼きを嫌うからであります。嫌う理由を特に尋ねたことはないのですが、美味しければ文句は言うまいと腹を括り、夫の嫌う「照り焼き」を。果たして、昨日拵えた「照り焼き」に、塩焼きが良かったと呟くことなく、食してくれました。
 
ところで、彼が照り焼きを好まない理由は、恐らく、身の固さにあると思われ・・・。身が締まりすぎないように、細心の注意を払い拵えました。
 
レシピ覚書:三切分
 
ブリの切り身(厚さ三センチ・腹側)・・・3切
サラダ油またはオリーブオイル・・・適宜 
粗糖・・・大匙1強(私は、メープルシロップ大匙2で代用)
酒・・・大匙2
味醂・・・大匙2
濃口醤油・・・大匙2 
あれば、仕上げ用に山椒の粉適宜 
 
ブリは、氷を入れた海水程度の塩水 に潜らせ水気をしっかり取ります。 フライパンを中火で熱し、オイルを敷き、ブリを並べます。フライパンから2~3ミリほど焼けたら火を弱火にし、表裏を返します。出てきた脂をペーパーで拭き取り、調味料を入れ、蓋をして5分蒸し焼きにします。ブリを銘々のお皿に取り出します。火を少し強くし、フライパンに残ったタレを詰めます。適度な濃度に煮詰まったら、ブリに掛け、山椒の粉を少々乗せて出来上がりです。
 
ふんわり柔らかに仕上げるコツは、火を入れすぎないこと。。。
今までは、味の絡みを考え、タレを煮詰めるまで火を通していました。今後は、煮付けの要領でいただくこの照り焼きにしませう。
 
献立覚書:12月5日
 
鰤の照り焼き
ほうれん草の胡麻和え
アボカドのマヨネーズ和え
ジャガイモ、ニンジン、さつま揚げの煮物
エノキダケ、お揚げのお味噌汁 
 
 
 
 
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先週末の献立は、コブサラダにグラタン・ドフィノワ、 そして豚しゃぶ・オン・ロメインレタスと、多国籍・・・
 
ひとつ。夫は、コブサラダが好き。地元産の柔らかそうなロメインレタスがマーケットに並んでいたので、決まり。
ひとつ。グラタン・ドフィノワは娘の大好物、かつまた材料が揃っていたので、きまり。
ひとつ。豚しゃぶは中途半端にしゃぶしゃぶ用のお肉が残っていたので、廃棄寸前だったロメインレタスの固い外葉を茹でて・・、決まり。
 
以上、まとまりのない献立になりました。
 
その中の、コブサラダですが、具材はその時にあるもので拵えますが、ロメインレタスは外せません。地元のそれは、たいそう美味しいのでありがたいです♪
ついでながら、ロメインレタスと言えば、村上春樹さんですね。←分かる人には、分かる。
 
レシピ覚書:コブサラダドレッシング
 
サウザンアイランドドレッシングが定番ですが、甘いドレッシングを好まない娘のために、ケチャップ抜きのドレッシングを。
 
マヨネーズ:オリーブオイル:粒マスタード:すし酢=10:10:1:1 以上を、ふんわりするまで攪拌し出来上がりです。 


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