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レシピ覚書*栗きんとん、鶏肉味噌松風 [cooking]

謹賀新年

拙ブログにご訪問くださいましてありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


黒豆、叩き牛蒡、数の子、田作り、栗きんとん、紅白なます、酢蓮、鰆西京漬け、味噌松風、お煮しめを拵え、そこに紅白蒲鉾、お雑煮を用意し、元旦の簡素な祝膳としました。


上述中、手間が掛かる筆頭は、栗きんとん。我が家のきんとんは卵黄で色を出すカスタード風の栗きんとんです。べったりした甘さが苦手な娘も、このきんとんは気に入っています。例年、蒸した鳴門金時を丁寧に裏ごしするのですが、今回はハンドブレンダーを使ってみました。果たして、裏ごしをしたものと遜色ないどころか、実に滑らかなきんとんに仕上がりました。


きんとん (2).jpg
器:長谷川紀代作 瑞鳥文銘々皿


栗きんとんに気を良くし、味噌松風を擂り鉢を使わずフードプロセッサーで作ってみました。その上、味付けは市販の田楽味噌だけという手抜き。手間暇を一切省いて出来上がった味噌松風のお味は申し分ない!の一言。家族にも好評でした。


八寸 (2).jpg
器:正木春蔵作 染付若松文小判形皿




レシピ覚書


*栗きんとん


栗の蜜煮・・・8個

サツマイモ(鳴門金時)・・・300g

卵黄・・・2個

砂糖・・・80g

栗の蜜煮のシロップ・・・80g

水・・・80cc


サツマイモは2センチ幅の輪切りにし、皮を厚めに剥き、蒸気の上がった蒸し器で十分にしっとり柔らかくなるまで蒸します。

蒸し上がったサツマイモをボウルに入れブレンダーで滑らかになるまで擂り潰します。

ここに卵黄を加え、滑らかになるまで攪拌します。

砂糖→シロップ→水の順番に加え、その都度攪拌し馴染ませます。

鍋に移し、少しねっとりするまで練り上げます。冷めると固くなりますので、火を入れ過ぎないように気を付けます。

冷ましてから2~3等分した栗を加えます。


*鶏肉味噌松風


鶏モモ肉挽肉・・・300g

パン粉・・・大さじ3

卵白・・・1個分

田楽味噌・・・大さじ2強

白ごま・・・適宜


オーブンを220度に予熱します。

フードプロセッサーに白ごま以外の材料を入れ、滑らかになるまで10秒ほど攪拌します。

オーブンシートを敷いた天板の上に、高さ2センチ、中央をやや低くした四角形を作ります。

白ごまを満遍なく降り、約20分間焼きます。

網の上で粗熱を取ります。


*田楽味噌は、愛知県半田市中利さんの田楽味噌を使いました。


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