掃除は痕跡を消し去ることと心得る。 [diary]
掃除の目的は、住まいの空間を清潔にすることですが、その清潔度の判断基準は掃除を担う人それぞれです。
私が心掛けている（←あくまでも心掛けですが）のは、ヒトがいた痕跡を消すこと。それは、前の宿泊客の痕跡が完全に消し去られた旅館ホテルの客室のごとくリセットすることです。また必要以上の家具雑貨のない部屋、究極は禅寺や茶室のような静謐な住まいを良しとしています。一方で、特に食周りの道具の魅力に抗しがたく、不要不急の道具まで増え…
そんな私にとって、羽仁もと子著「羽仁もと子全集」第九巻・特に第六章 一ガラクタのない家は、巷に溢れる家事指南書のどれよりも説得力があり、なんども何度も読み返しています。が、しかし、未だ達観には至らず。困ったものです。
