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レシピ覚書*甘夏ピール。 [cooking]

今年も、ピールを拵えました。

きばる」さんの健康的な甘夏が、生活クラブ経由にて届き、それに加えて、お隣のおばさまより頂戴し、美味しくいただいています。何でもきばるさんの甘夏が、週刊文春で紹介され、それをきっかけにお取り寄せされたそうです。樹の成熟により、年々美味しさを増す甘夏。きばるさんの知名度アップは、長年応援している身としましては、喜ばしいことです♪

レシピ:(今回は三個分)

甘夏の皮・・・用意できる個数分(3個・茹でて絞った重量:500g)
グラニュー糖・・・茹でて絞った皮の重量(500g)*
水・・・皮の重量(500cc)*

*グラニュー糖と水の分量は、飽和状態にならないよう注意します。結晶化してしまいます。

甘夏を丁寧に洗い、皮を4等分して剥きます。鍋にたっぷりのお湯を沸かし、皮を入れ湯でこぼします。これを2~3回繰り返し、たっぷりの水に晒し、一晩置きます。翌朝、皮を水から引き揚げ、白い筋を取り除き、しっかり絞ります。このときに皮が固いようなら、さらに茹でます。皮を計量し、同量の水と共に厚手の鍋に入れます。グラニュー糖の半分を加え、中火で煮溶かします。(画像1)グラニュー糖が溶けたら、紙蓋をして5分程、弱火で煮ます。火を止め、蓋をしてしっかり冷めるまで置きます。残りのグラニュー糖の半分、その残りと、同作業を二度繰り返します。皮をシロップから取り出し、鍋に残ったシロップを三分の二の容量になるまで煮詰め(画像2)、そこに皮を戻し、皮に熱が入るまで数分弱火で煮ます。火を止め、すっかり冷まします。この作業を数度(私はシロップを残したいので、三回)繰り返します。←表皮が乾かないよう、また香りが飛ばないように、必ず紙蓋をして、弱火で。(画像3)


画像1

1-IMGP4352.JPG


画像2

2-IMGP4355.JPG


画像3

3-IMGP4357.JPG


*グラニュー糖と水の分量は、飽和状態を超えないよう注意します。

*長期保存する場合:煮沸消毒した瓶に、シロップと共にに漬け込み、脱気処置を施した後、冷蔵庫にて保存します。

*オランジェットなどに加工する場合:仕上がったピールは、目的に応じてカットし、ラップをせず冷蔵庫で、または天日で、適度に乾かし、チョコレートコーティング、またグラニュー糖コーティングします。

*パンや焼き菓子に使用する場合:乾かさずに、シロップを拭って使います。

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