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レシピ覚書*蓮と鶏挽肉の巾着。 [cooking]

 
 
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夏の終わりに読んだ一冊。野菜割烹店を営む女主人の一年のお話。タイトルは不明です。
小説の中に描かれる、旬の野菜の下拵えから調理、できた一皿を頬張る常連客。すべての描写が鮮明で美しく・・・
巾着は、女店主の拵える一品です。口に含めば、もちもちじゅわ~、ああ、しみじみ美味なり。
 
この小説ですが、残念なことに、著者名も失念しました。再読したいけれども、無理かなぁ。。。
 

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レシピ覚書:蓮と鶏挽肉の巾着、8個分
 
薄揚げ(いなり寿司仕様)・・・8枚
鶏挽肉・・・150g
レンコン・・・150g(擦り下ろし、水分を軽く絞る・もちもち感が無くなるので、絞り過ぎは禁物)
ニンジン・・・4センチ(2センチの千切り)
きくらげ・・・3個 (2センチの千切り)
片栗粉・・・小匙1 
塩・・・少々
酒・・・少々
出汁・・・300cc
酒・・・ 大匙2
薄口しょうゆ・・・大匙2
味醂・・・大匙2
 
*調味料の量は目安です。お好みで加減してください。
*小説での具は、秋らしく、銀杏とささがき牛蒡でした。
 
ポリ袋に挽肉に、塩少々、酒少々を入れ揉み込む 。擦り下ろしたレンコン、片栗粉、ニンジン、きくらげを、均一混ぜ込む。袋の角をカットし、お揚げに詰める。平鍋に出汁と調味料を入れ温め、沸騰したら巾着を並べ、再び沸騰したら弱火にし、ペーパータオルで落し蓋をし、30分ほどコトコト煮る。火を止め、蓋をして味を含ませる。
 
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追記:南米密林にて発見!
 
魚住陽子著 「菜飯屋春秋」 
 
海のものと、大地のもの、人のこころ、それが人間の本来の糧というもの ・・・、文中で心打たれた一文です。作品の発見と同時に、このメッセージが蘇りました。
 
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