韓国の味噌作り。 [diary]
昨日に引き続き、韓国人女性のVlogより。
春先のエピソードに、味噌作りの様子が紹介されていました。その仕込み方が日本人のそれとは全く違い、興味深いことです。
まずは、インドネシアのテンペに似た大豆を発酵させたと思われる、大きなブロック状の塊、ジュヒと記されていたと思います、を仕入れます。それをタワシで洗い乾かしカメに入れ、上から塩水を注ぎます。唐辛子、ニンニクを加えて、重しを使い浮かびあがらないようジュヒを沈めます。作業はこれで終了、以上が韓国の味噌仕込みの工程です。
大豆を戻すところから始める日本の味噌作りに比べて手軽に見えました。韓国在住の日本人が、韓国のお味噌にはパンチがある、と評していましたが、唐辛子、ニンニク風味もそれを手伝っているのかしら…。
さて、チゲに味噌を使う時には、まず水?出汁?に、味噌を入れ、ガンガン煮立たせながら、具材を入れていくようです。日本の、沸騰させると酵母が死んでしまう、と注意深い温度管理が推奨されるレシピとは大違いです。
また、興味深いのは、味噌作り、干し野菜作り、コチュジャン作りなどの保存食作りは、満月の日に行うという古くからの慣習が、現代まで受け継がれていることです。Vlogの筆者もそれに倣い、満月の日を待って諸々手作りされています。満月に特別なパワーがあるのでしょうか。
ところ変われば…、世界は知らないことで溢れています。
芳香を放つ満開のジャスミン。
リンク。 [diary]
昨日、素晴らしいVlogに出逢いました。50歳の韓国人女性のそれは、穏やかで丁寧な生活を背景に、心に染み渡る静かなエッセイが紡がれています。過去に遡り、今日までを消化するには、およそ100時間を要するでしょう。流行る気持ちを抑え、一話一話、噛み締めながら味わっています。
ところで、ある日のVlogには、彼女の座右の銘が紹介されていました。高校生の息子さんに質問され、あらためて考えたという前置きの後、「偏見なく世界を見るということ」そして、こう付け加えていらっしゃいます。「けれども、どうしても自分の価値観が優先してしまい、なかなか難しい…」と。それは、過日、私が読了した「FACT FULLNESS」が言わんとしていることと同様です。その偶然のリンクに、多少の必然性を見出したいと思った次第です。
さて、先日の花束に入っていた霞草です。ドライフラワーになるでしょうか…
霞草、しばらく楽しめると嬉しいな♪
あの手この手。 [others]
テクノロジー依存症。 [diary]
昨日、正午過ぎに、PayPayに一部通信障害が発生。私は出先でそれを知りました。予期せぬ出来事は、突然起こるものですね。
威張って言うことではないですが、私はお財布を持って出掛けません。全ての決済は、スマホ頼りです。複数のクレジットカード、バーコード決済で事足りています。けれども、突然、スマホ本体に不具合が生じたら…、大地震で通信が絶たれたら…。あな おそろし。まさかの備えは必要ですね。
そして、今日。Appleは日本でのiPhone決済をスタート。ますます便利な時代に突入です。いよいよ備えは万全に。
持ち歩くことの少なくなってしまったお財布。これは、何代目かのコムデギャルソンです。
悩ましい。 [book]
タイトルだけ見れば、対極にある本のようですが、内容はそうではありませんでした。直近で読了の二冊です。
両書に、認知症は不可逆性であり、一度ダメージを受けた脳は、決して改善しないと記され、不安は募ります。けれども日頃の生活習慣によって、発症を遅らせたり避けたりと多少のコントロールは可能であると。認知症は一日にしてならず、意識して健脳生活をしたいと思いました。
ところで香山リカさんは、最近、日本でも承認されたアルツハイマー薬アデュカヌマブについて、研究者の見解を引用されながら、言及されています。この薬が、統計的に、進行の阻止が期待できない上、投与により一定率で脳出血などの有害事象が起こり得る、と。
商業第一主義臭溢れるアデュカヌマブ。私ならば、自身や家族に、危険を犯してまで、服用しない、させないかなと思った次第です。
長寿故の認知症。避けて通るのは、なかなか難儀なことのようです。マーケターに操られないよう気を引き締めながら、明るい老後を目指しましょう。
学校給食無償化。 [diary]
皐月晴れには程遠い天候が続いています。
そんな中、向日葵の花束が届きました。
さて、先日、スーパーマーケット前にて、あるグループが署名活動をされていました。署名内容は、小学校給食の無償化。考えるまでもなく署名しました。
活動員の方によれば、23区は、既に、すべて無償化が実現し、この地区においても、半数の市では無償で提供されているということでした。察するに、大きな産業のない私たちの市では、財源確保が困難なのでしょう。「一日も早く実現すれば良いですね。」と激励差し上げて、その場を離れました。
ところでその昔、半世紀近く前のことです。「暮しの手帖」にパリの小学校給食が紹介されたことがありました。
食事は教室ではなく、カフェテリア!で。前菜、メイン、パン、デザートなどがそれぞれアンバーのガラス食器に盛られて供されます。なんとお洒落な!
机を並べ替え、ビニールのテーブルクロスを敷いた俄か食卓に、器がアルマイトとは大違い!と、当時の私は驚いた次第。その豊かでお洒落な給食が、有償であったか無償であったかは不明です。
母の日。 [diary]
リッチレーズンブレッド。 [cooking]
干し葡萄の角食パンを初めて食したのは、小学校の低学年頃だったでしょうか。かなり気に入ったことを覚えています。それから幾歳星、バラエティに富んだパンが登場しては消えていく中で、レーズンパンは永久不滅の感あり、貫禄を見せています。
ところで、このところの原料高に円安が拍車を掛け、食品業界は苦難を強いられています。パン業界も例外ではなく、その煽りを受けてでしょうか、街にあった高級食パン店は、先月閉店してしまいました。連日、行列ができていた人気店だったにも拘らず、です。時代の厳しさを如実に物語る一場面に、将来の明暗が見え隠れしているようです。
閑話休題。レーズンパンです。先の店頭に「本日のパン」のひとつとして登場していた、数種のレーズンを練り込んだ商品がありました。きょうはそれを真似て、自己流レーズンパンをホームベーカリーで焼いてみました。さて、良いパンが焼き上がったでしょうか。試食は家人にお任せします。
レシピ覚え
強力粉 220g
薄力粉 30グラム
無塩バター 30g
塩 4.5g
水 175cc
以下は付属の計量スプーン使用
砂糖 大さじ2
スキムミルク 大さじ1
イースト 小さじ半分強
レーズン 150〜200g(カリフォルニア、サルタナ、カレンツ、マスカット)
焼き上げモード メニュー1 混ぜ普通 パン ド ミ
パナソニック ホームベーカリー使用