秋到来。 [diary]
数日前から、金木犀の香りが漂いはじめました。厄介なブタクサの花粉も飛散しているようです。本格的に秋がやって来ました。
秋と言えば…読書の秋! 読み応えのありそうな一冊を図書館で借りました。こちらはハードカバーの重量級。横になっての読書は危険です。顔面に落とせば無傷では済まされないでしょう。
さて田辺聖子さん、好きな作家のお一人です。新入社員時代、同僚の先輩から何冊もお借りし読み漁りました。私は関西出身ですので、おせいさんの軽妙でありながら美しく優しい大阪弁は、何の閊えもなく心地良く脳に沁み込んでいき、読後、その余韻に浸ることができました。
ところで、いつの頃からか、本を読む際に字面を追うのみで内容が脳に到達していない感があり…、加齢が原因なのでしょうか。また、感動こそすれ、ハテサテどう感動したのやら、と首を傾げることしばしば…(←ギャグではありません)なので、気になる文章に出会ったなら付箋を付けたりするものの、ハテサテこの文章の何に惹かれたのか?…… 以下省略。
さて、話は食に移りまして…
朝夕涼しくなり始めた頃から、食卓では土物の器の出番が増えてきました。
洗った食器は自然乾燥させていますが、陶器は磁器に比べて乾きがゆっくり故、一晩では心許なく翌午前中まで乾燥させて収納しています。
若い頃は土物の扱いに慣れていなかったため、いくつもの器にシミを作ったり欠かしたり。年齢を重ねた今も、シミこそ作らなくなりましたが、相変わらず割ってしまう器が後を絶たず…。器好きに有るまじきことですわ。
タグ:本
2022-09-29 15:13