SSブログ

2019年8月・名古屋鶴舞のお蕎麦屋さん。 [family]

新型コロナウィルス。


「災厄の全くない未来はない。」と肝に銘じ、一日いちにちを有難く過ごしてきたつもりでした。が、しかし感染症流行は、流石に想定外でした。まさに足元を掬われたといった状態です。


初期の騒ぎから半年以上経った今も、未だその猛威の衰えを全く見せないどころか、一方ではその脅威を増し…、未知のウィルスの恐ろしさを思い知らされる毎日です。


さて、他県への移動もままならない現在と違い、自由な往来を謳歌していた2019年8月下旬。夫の出張に合わせ、長く暮らした名古屋へ行って参りました。懐かしの地を娘と散策し、親しい友人たちにも会えました。今となっては奇跡と思えるほどの貴重な旅でした。


↓威風堂々のななちゃんはノースリーブのワンピース姿。そして、名駅ランドマークの名古屋モード学園。


ななちゃん.JPG
モードビル.JPG


ところで、夫の外での理想呑みは「蕎麦屋で一献」。名古屋での夕餉に、お蕎麦屋さんを組み込みたいと思っていました。そこでリサーチを重ね行き着いたお店が、中区鶴舞の蕎麦 春風荘さんです。果たして、喧伝して回りたくなるほどの、見て良し味良しの素晴らしいお蕎麦屋さんでした。お器やグラスは作家もので、特に和食器がお好きな方は、存分に楽しめます。


それでは、以下、お料理、お蕎麦をば。


各々飲み物をオーダー。つきだしと共に供されます。個性的なグラスに生ビール、後方のエナメル画が施されたグラスは、白ワイン。ビール杯の向こう側に、王道の板わさ。この板わさのお皿も素敵でした。


ビール.jpg
つきだし2.jpg


天ぷら。1寸以上はあれ粉引大皿に盛られて。大そう美味なり。


天ぷら.jpg


春風荘名物の卵焼きは、須田菁華さんの5寸皿。


卵焼き.jpg


お酒は、大きな焼き締めの片口や、磁器の上品な注器で。雰囲気抜群です。


日本酒.jpg


〆に温かいお蕎麦を。

夫と娘は鴨南蛮蕎麦。一人当たりロース1枚はありそうなボリュームの鴨は炭火焼。これまでの鴨南蛮とは一線を画し、申し分なく美味しいとのこと。


鴨南蛮.jpg


鴨の苦手な私は、掛けを。あっさりした浅漬けが添えられています。これもまた個性的なお皿。信楽でしょうか。

細めのお蕎麦が上品でお出汁の塩梅も素晴らしく…。お腹の皮がはち切れそうで、蕎麦湯を断念。悔やまれます…。お器は鴨南、掛け共に漆塗の麺鉢でした。


かけそば.jpg


nice!(1)  コメント(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。