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沢野ひとし著「ジジィの片づけ」。 [book]

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若き日に椎名誠氏、木村弁護士とともに共同生活を送り、解散後も氏の著書の挿絵を担当されているあの(!)沢野ひとし画伯の新刊を図書館で借りました。

タイトルは、「ジジィの片づけ」。果たして、数多ある片付け本のレジェンドと言っても過言ではございません。


さて、私の中で沢野さんと片付けは結び付かなかったのですが、某ムック本で氏の正体(?)を見知って以来、俄然興味が湧いていたところに嬉しい新刊。


その沢野氏、ご自宅の片付けに留まらず、友人知人のそれまで片付けられるそうです。そんな氏の片付け好きは、あの佐野洋子氏のお墨付き。沢野氏の奇行(?)をエッセイで語られるほどなのでした。


著書内で沢野さんが語る片付けは、誠に論理的かつ実用性の高いものです。一方、ユーモラスな語り口に、そこはかとなく漂う哀愁、それが何とも切なく愛おしい…


片付け好きな方もそうでない方も楽しめると思います。




話は変わって、昨日は安倍元首相の国葬日。前日、我が家の最寄駅前で反対を訴えるデモがあり、署名を募っていました。脇を通りかかると署名を請われましたが、過日、ネットのChangeで署名したことを伝え遠慮した次第です。国葬が決定されて間もない頃のことです。以後、反対意志を表す人は増え続け、それに伴い内閣支持率は下がり続けました。

引くに引けない、仮にそれが理由で撤回しなかったのだとすれば、あまりにも愚かな政権です。対して、安倍氏が国葬に値するほどの首相だと認識しているとすれば、空恐ろしさを感じます。

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