スイスステーキ*小林カツ代さん風。 [cooking]
中学1年生の時に、バーバラ寺岡さんのレシピ本を買いました。その中にスイスステーキなる料理のレシピが掲載されていて、当時、何度も繰り返し作りました。家族の評判も上々でした。
その本は、遠に手元には無く、実家を離れてからは拵えることもなくなってしまいました。そのスイスステーキ、辛うじて頭の隅に残っているレシピは…、
バター焼き用(5mm強の厚さで手の平サイズ)牛肉に塩コショウし、小麦粉を塗して軽く焼き、玉ねぎの薄切り、輪切りの人参、牛肉、キャベツの細切の順番に重ね、少々のブイヨンで、野菜がくたっとするまで煮込んで出来上がりです。
数年前、ふと、このスイスステーキのことを思い出し、検索を掛けてみれば、バーバラ寺岡さんのレシピは見つからなかったものの、小林カツ代さんのそれが見つかりました。果たして料理の名称は同じなれど、肉の種類も味付けも異なるものでした。同じ点と言えば二点。肉を予め焼いておくことと、その肉を野菜で重ね煮することです。
カツ代さんのレシピはバーバラさんのそれと同様、簡単手間要らず。発見以来、我が家の定番メニューになっています。
以下、カツ代さんのレシピをアレンジしたレシピの覚書です。
材料:3~4人前
豚肩ロースの塊・・・600g
塩・胡椒・・・適宜
薄力粉・・・適宜
オリーブオイル・・・適宜
玉ねぎ・・・大2個(繊維に沿って1センチ幅にカット)
すりおろしニンニク・・・適宜(なくても良い)
ウスターソース・・・大さじ2
ケチャップ・・・大さじ2弱(甘さを嫌う場合はトマトピュレで代用)
ブイヨンスティック(マギー・無添加)・・・2本
白ワイン・・・50㏄(水で代用可)
水・・・150㏄
仕上げのパセリ・・・適宜
豚肩ロースを、繊維を断ち切るように1.5cmの厚さにスライスします。カットした肉に塩胡椒し、薄力粉を塗します。フライパンにオリーブオイルを入れ、肉を両面軽く焼き色が付くまで焼きます。(中まで火を通す必要はありません)煮込み用の鍋に、カットした玉ねぎの半分を敷き、その上に焼いた肉を並べ、上に残りの玉ねぎを入れます。調味料の上から順番に、最後に水分を回し掛け、蓋をし、強火に掛けます。煮立ったら、弱火にして小1時間、蓋を少しずらして煮込みます。
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