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2021年1月・四年越しのオーブン導入顛末記。 [others]

かつて住んだ三か所のマンションでは、ビルトイン式のガスオーブンを使用していました。ガスオーブンを使ったことのある方はお分かりいただけると思うのですが、予熱がすこぶる迅速で、火力が強い。欠点は皆無と言っても過言ではなく、私にとって、ガスオーブンは紛れもなく神器のひとつでした。

三年前に超して来たこちらのキッチンには、ガスオーブン設備はなく…。入居後、ガス会社さんにガスオーブン設置を願い出れば、「構造上、無理です。」の一言で却下されました。

自家製バケットに思い入れのある私は、電気オーブン導入はなかなか納得できないものの、オーブン事情を調査。パン焼きに対応できるハイパワーを謳った機種も多くあり、SNSでは、ガスと遜色ないバケットを焼き上げる猛者を、大勢お見掛けしました。最寄りのY電機さんに日参し、ネットや店員さんの説明を参考に、あれこれ品定め。そして得た結論は、パンを焼くならば、T社の石窯オーブンだ! さぁ、いよいよ購入に踏み切らんと意気込んだものの、散見される故障報告が頭から離れず、果たして、購入を見送ったのでした。

その後、電気オーブン熱はすっかり冷め、代替として導入したのはP社のホームベーカリー。これが優れもので、レシピ通りに材料を投入するだけで(以前、買ってみたものの、出番が殆どなく処分されたHBとは違い)、感嘆に値するほど美味しいパンを毎度焼き上げてくれるのです。これに満足し、市場調査は一旦終了したのでした。

その後、瞬く間に三年近い月日は流れ…。その間、オーブン料理やお菓子の焼成は、夫が単身赴任時に使っていた無印の電子レンジオーブンを使用していました。がしかし、このオーブン、たとえばグラタンの仕上がりまで4~50分、パウンドケーキは蒸しケーキのような風情…、と温度管理が致命的に苦手なのです。ストレスフルなオーブン調理に限界を感じ、パンは焼かなくともオーブンは買おう!ということに相成り、再び検討に入りました。

そんなある日、TVを観ていたなら、パティシエールの小嶋ルミさんが、あるオーブンでケーキを焼いていらっしゃいました。ネットで調べれば、30L超の庫内で最高設定温度が300℃というP社の機種でした。オーブン調理重視、かつ電子レンジによるオート調理に無関心であれば、そのスペックは申し分ない。置き場所さえ確保できれば、と購入に意欲が湧きました。幸い、コンセントとアース併設の作り付けの棚に、ミリ単位の余地で(つまりギリギリ)設置できると判明。粗捜しする間も無く、ネットで、それも格安!で、購入した次第です。

以来、オーブン料理はストレスなく快適至極です♪ そのうちに、かつて毎日のように焼いていたバケットも焼いてみようと思っています。


①棚を整理して


棚 オリジナル.jpg


②空間を作り


棚 空.jpg


③納める 


棚 オーブン.jpg


④完了


棚 閉.jpg

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