昆布を炊く。 [cooking]
昨夜の豊後水道の地震に動転し、大分の親戚にLINEで様子を尋ねた次第です。幸い市内は、揺れは大きかったものの、ライフラインの支障はないとのこと。安堵しました。他の地域での被害状況が気になりますが、最少に留まりますように。
さて、今日は冷凍庫に貯まった昆布を炊く予定にしています。
気持ちばかりの米酢、酒、醤油、ハチミツ、味醂で薄味に炊き、実山椒をたっぷり加えて香りよく仕上げます。
調味料の分量は場当たり的。干し椎茸を加えると美味しいのですが、日持ちしなくなります。
沼サンド。 [cooking]
目玉焼きの焼き加減が難しい…
具材は、卵、春キャベツ2枚、ハム4枚。両面ローストしたパン。1枚片面にマヨネーズとリヨンマスタード、ハム、キャベツ、中濃ソース、目玉焼き、マヨネーズ、パンの順に重ね、ラップでしっかり包み、半分にカットで出来上がり…
沼サンド。図書館で本を借りてきました。陶芸家大沼道行さんがご自身の朝食として食されていたサンドイッチだから、沼サンド。ところで、かつて吾妻橋の袂に「土庵」さんという、うつわギャラリーがありました。大沼氏は、ギャラリーの大人気作家で、その人気は今尚続いています。織部釉の個性的な美しさを醸される作家さんです。でも、まさか氏が沼サンドの主であられたとは…。
本によりますと、沼サンドは朝食用にさっと作り、すぐさま食すのが基本。よってキャベツの水分を抜くなど、所謂、下ごしらえは不要。至って手軽で、バリエーションは無限です。
煮炊きもの。 [cooking]
和食の献立に煮炊きもの一皿。素朴な素材を使い、時間を身方に拵えます。
さて新人参の美味しい季節です。人参は干し椎茸の戻し汁で炊くと美味しいわよ、と年長の友人から教えていただきました。
お味は、お酒、お砂糖ちょっぴり、濃口醤油一垂らしで極薄味に仕上げます。お揚げも一緒に。タンパク質で干し椎茸の持つビタミンDの効果をアップ。午前中に炊き、いただく前に温め直します。
献立
紅鮭粕漬 大根おろし
てっぱい
白和え
煮物
吸い物
納豆
小確幸、粟玄 和洋。 [food]
念願叶って、有り難くいただきました。
粟玄さんの和洋です。
なかなか入手困難。では自分でと、自己流で拵えること数回。それなりに美味しく仕上がるものの、何せホンマモンをいただいたことがございません。
気が向いた折にサイトを覗き、品切れの文字に落胆。調べてみれば、店舗での購入ですら、午前中には売り切れという噂です。
苦節10年。ようやくホンマモンを口にできました。比べるのもアレですが、我流ものとは、似て異なるものでした。
アーモンドと米菓子は極限まで乾燥され、濃厚なキャラメルを纏っています。コーヒーは遠いところで感じる程度で主張は弱く、至って上品という塩梅です。決して真似できない良いお味。多謝。
絶賛。斎藤真理子著 「韓国文学の中心にあるもの」 [book]
韓ドラを鑑賞するようになり四年。ドラマや映画に嵌まる一方で、大韓民国という国家を殆ど知らないことに気付かされました。
大日本帝国統治時代、世界大戦時代とその戦後、特に戦後の分断、朝鮮戦争と、朝鮮半島の現状を知れば知るほど、やるせなさが募ります。植民地時代の蹂躙虐待、強制連行、曖昧な戦後処理、民族的バイヤス…
余談になりますが、原爆を落とされるまで降伏しなかった旧日本軍は狂っていたという他ありません。もっと早く降伏し、ポツダム宣言を受け入れていれば、東京大空襲も、各地の空襲も、沖縄も、広島長崎の悲惨もなかったはずです。ひいては朝鮮半島の分断も、朝鮮戦争も、その後の混乱もなかったのではという悔恨。軍権政治は、ろくでもない…
さて、今、読んでいる本です。著書はあの、「82年生まれ、キム・ジヨン」 の翻訳者であり、多数の翻訳書を持つ方です。完読していませんが、感動の一冊です。
以下、まえがきより
げんざい、韓国と日本の生活水準はほとんど変わらず、抱えている悩みも似た種類のものが多い。だが少し近寄って見れば、植民地にされた経験、朝鮮戦争と南北分断、軍事独裁政権による強権支配と、たどってきた歴史は大きく違う。朝鮮戦争はあくまで「休戦」状態にすぎず、和平がもたらされたわけではない。現在の韓国の文化コンテンツに見られる敏捷で聡明な繊細さは、このような重い歴史をくぐり抜けた足腰に支えられているといってよい。本書では、この足腰部分の解剖図を目指してみた。
以上、抜粋終わり
春の嵐、何度目でしょう。 [diary]
また台風レベルの暴風雨。
現在、南よりの暴風雨が吹き荒れています。傘をさしてもずぶ濡れ、歩行困難必至のレベルです。
天気予報によれば、正午を過ぎる辺りから、北風に変わり、気温がぐっと下がるらしく…。 夫は薄手のダウンを持って出掛けました。気の毒なことに、出先でびしょ濡れになったとLINEがありました。
在宅で呑気な私には、雨が上がりの窓磨きが待っています。大したことではない…
春と冬のせめぎ合い、一体全体、何回戦まで続くのでしょう。