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軽井沢へ。 [family]

紅葉狩りに行って参りました。

東京・軽井沢間の渋滞予想が余りに悲惨。よって早朝五時半出発を決行し、一時間半ほどでハルニレテラスに到着いたしました。

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人気のない静かなテラスにJack-o'- Lantern♪

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七時開店の沢村さんで朝食を。

夫のプレート。

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娘と私は、フレンチトーストに。

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フレンチトーストのお供は、蜂蜜でもメープルシロップでもなく、甘酸っぱいベリーのソースです。これ、最高に美味でありました。

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内村鑑三記念館、石の教会を散策した後、紅葉の観光スポットの雲場池へ。

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旧軽井沢へ移動し、お昼は川上庵さんへ。夏のハイシーズンに比べると、人出は少なく、20分程並んで着席できました。

夫は鴨せいろを注文。

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娘と私は天せいろ。ブラックタイガーが大き過ぎまする。。。

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見事な秋晴れの中、教会までお散歩。まるで夏のような紺碧の空の下、結婚式が執り行われていました。

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お式直後の神父様とカップル。ギャラリーの拍手喝采に祝福されて、笑顔えがおでした♪

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旧軽を散策し、万平ホテルまで、てくてく歩き、その後山荘へ。そして、私たちは、休憩と言う名の爆睡。

夕食は、夏にうかがった「沢村・旧軽井沢ロータリー店」を再訪問いたしました。

「ズッキーニのオイル炒め」。バーニャカウダソース?で炒め、仕上げにピンクペッパー。

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夏にオーダーして美味しかった「鱈と野菜のフリット」。鱈特有の匂いゼロ。野菜も美味なり。

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沢村名物、フライドチキン。揚げてあるのでしょうか?まったく油を感じない不思議なフライ。夫より、「作ってみて」との宿題をいただきましたが・・・。

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この可愛いカップは、白山陶器さん。

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翌日の朝食は、千住博美術館のミュージアムカフェ・浅田屋さんでいただき、帰路に着きました。

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幸い、帰りも渋滞に遭うことなく、ランチタイムには自宅に帰り着きました。夕飯は、信州の新鮮なお野菜を中心に、水菜と揚げちりめんじゃこのサラダ、ズッキーニのアーリオ・オーリオ、巨大椎茸のホイル焼き、イギリス産スモークドチーズ、そして〆はパスタ(瓶詰のジェノベーゼ)と相成りました。マル。

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京都・円山公園*ズッカ ダ ヴィーノ・zucca da vino [family]

七月、祇園祭の頃。念願叶い、夜のzucca da vinoさんへ行って参りました。

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昨夏と同じお部屋に通してくださいましたが、ライトのトーンを落としたそこは、お昼間とは、一味違う落ち着いた空間でした。

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テーブルフラワーのダリアは、夏らしい朱に白の班。

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以下、メニューの記録ですが、時間が経っているので、味は覚えているものの、名前や素材を失念しているものが多々あります。

まず、ストゥッツィキーノ? 程良いサイズに焼かれたグリッシーニです。グラスに入れられていました。ただの投げ込みとは違い、捻じりが加えられています・・・フムフム、お勉強になりまする。グラスの形もステキです。

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自家製フォカッチャとバケットが供され、これより、贅沢な素材をふんだんに使った、素晴らしいアンティパストが続きます。

アンティ・パスト・その1。左は蛸のフリット?右は・・・失念いたしました。悪しからず。

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アンティ・パスト・その2。京野菜のグリル。美しくカットされた色彩豊かな野菜は、クリーミーな美味しいソースを付けていただきました。お野菜は言わずもがな、ソースも超美味でした。

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アンティ・パスト・その3。左奥から、ウニのムース(絶品!)、サザエのグリル、確かスズキ(炙ってあり、淡雪のようなソース添え)。

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アンティ・パストその4。フォアグラ、蒟蒻ソテー添え。ソースは赤ワインにバルサミコ?フォアグラと蒟蒻の相反する食感が楽しいお料理でした。

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プリモ・ピアットは、二種類のパスタ、リゾットを選びます。

一品目は、この季節ならでは。鱧と京水菜の手打ちパスタ。パスタは細めの平手。あっさりした清涼感のあるパスタでした。

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二品目はカルボナーラ。ローマのお店で修業を積まれたシェフ。そのお店のオリジナルレシピだそうで、絶品でした。シェフご自慢のパスタ。次回もオーダーします!

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セコンド・ピアット、お魚。イサキ(だったかなぁ。。。)、大浅蜊、烏賊、万願寺唐辛子のソテー。ソースの詳細は失念いたしました。

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セコンド・ピアット、お肉。仔牛の、コンフィ?茄子のグリル添え。ソースの詳細は失念いたしました。

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ドルチェのパンナコッタ、ベリー添え。パンナコッタもローマのお店のオリジナルレシピだそうです。ほっぺが落ちるのでは、と思うほど美味でした。

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そして、ここからドラマが始まります。

食後のお茶は、夫と私はコーヒー、娘は紅茶をお願いしました。そして、私たちの目の前に現れたのは、昨夏、私たちが使わせていただいたものと、寸分違わぬ三客のカップ&ソーサーだったのです。それを、それぞれの手元に置いてくださったのです。
あの時、マダムは、美しいカップに目を奪われた私に、「陶器がお好きですか」と声を掛けて下さいました。今回も、もしかすると、あのアンティークカップを使ってくださるかもしれない、と仄かな期待を抱いていましたけれども、実際に、目の前に現れた時の、私の驚きと言ったら!!とびきりのサプライズプレゼントを頂戴しました♪
マダムのお心遣いに感動したのは言う間でもないこと、感謝かんしゃです。

ミルクとお砂糖、爪楊枝のセット。爪楊枝入れにされている、アンティークのベネチアン?グラスが素敵です。トレー代わりのお皿も、アンティークかしら。

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夫のコーヒー。ロシア(旧ソ連?)、ロモノーソフ社・コバルトネット。

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娘の紅茶。イギリス、ロイヤル・ウースター社・ロイヤル・リリー。

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私のコーヒー。旧東ドイツ、マイセン社・ブルー・オニオン(ゴールドライン・変形タイプ)。

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そして、最後に、お茶に添えてくださったお抹茶のサブレは、お店のシンボル瓢箪の造形でした。

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夜も更けた頃、穏やかな雰囲気のシェフと、美しく、お優しいマダムに見送っていただき、お店を後にしました。ご馳走様でした。次回は、冬に行きたいなぁ。

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横浜は、銀杏のおつる秋でした。 [family]

シルバーウィークのとある日。娘とふたりで横浜へ出掛けました。

元町中華街駅に降り立ち、尋常でない人出に慄いてしまいました。改札を出るのも一苦労です。この日は、娘の提案で、ホテル・ニューグランドでランチを予定していました。けれども、長蛇の列で断念し、同じフロアーで、待ち時間の短かったラウンジにて、アフターヌーン・ティーを楽しみました。

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サンドイッチの上に、ポテトチップス!ポテトチップスを、およそ20年ぶりに口にしました。MSGの後味が。。。

こちらでの滞在時間二時間。待っている方がいらっしゃるのに、長居してしまいました。この後、元町へ移動。途中、バーニーズへ立ち寄り、麻のハンカチーフを二枚購入しました。娘と私のイニシャル入りです。

元町は、折しも、チャーミングセールの真っ最中でした。行き交う群衆の中に、かの山田洋次監督のお姿を発見。御年84歳を感じさせない、スマートな出立、物静かな空気を纏った上品な紳士であられました。

しばらく元町をブラブラした後、阿鼻叫喚の中華街へ。

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細い路地に入ったなら、そこはあの「まれ」のロケ地だったようで、そこここに、まれのポスターが貼ってありました。

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とある店先です。お店番のマルチーズちゃん。おもちゃに紛れ込んでます。

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残酷な絵図。食とは命をいただくこと。

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ヒトリデ オツカイ。びしっと髪を結い上げた可愛いお嬢さん。豚足をひとつ、お買い上げなさいました。

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早目に夕飯の手配をと考え、MSGなどの添加物を使っていないことで知られる「聘珍樓」さんへ向かいました、が、しかし!飲茶で90分以上、お食事で100分以上の待ち時間と告げられ、こちらでのお食事を諦めました。

夕暮れの中、山下公園のベンチに座り、潮風に吹かれながら、お喋りのひと時を過ごし、中華を諦めきれない娘の提案で、横浜駅へバスで移動し、「鼎泰豊」で夕飯と相成りました。閉店近くまでゆっくり飲んで食べ、自宅に帰り着いた時には、日付が変わろうとしていました。あゝ、すばらしき休日哉。
タグ:横浜

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ハシノクチ 水天宮。 [family]

*追記:お店のリンク先を訂正しました。(9/20)

9月1日、水天宮にオープンしたハシノクチさんへ、今夜、家族で行って参りました。素材や調味料にこだわり、丹精込めて作られたお料理が、個性的な器に盛られて供されます。その器のほとんどは、ご主人選りすぐりの作家ものです。

さて、ハシノクチさん。場所は、水天宮前駅から5分、茅場町駅から6分ほど歩いたビルの1階にあります。メニューは、和洋折衷、眼福口福のオリジナル料理、そしてお酒の種類も豊富。美男美女の、仲睦まじいご夫妻が営まれています。また、ご主人は、夫の会社の後輩でいらっしゃいます。今夜は、夫の好きなアーティストのアルバムをBGMに流して、私達を迎えてくださいました。そのお心遣いに、深く感謝です。



以下、お料理と、使われている器一部の記録です。

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群馬産パプリカのマリネ。円やかなお味。色鮮やかなパプリカが、繊細でモダンな練り込みの鉢に盛り込まれていました。

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鰯の酢〆。程良く脂の乗った鰯が、丁度良い塩梅に〆られています。それを山葵でいただきます。家族一同、その美味しさに思わず唸りました。
器の作家さん(山葵の豆皿):升たかさん

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チーズの盛り合わせ・3種。ハード、ウオッシュ、フレッシュの三種(名前すべて失念!)に、イギリス産クッキングアップル、グラニー・スミスのジャムが添えられています。チーズは言わずもがな、自家製ジャムの美味なこと。
器の作者:秋谷茂郎さん

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クレソンのおひたし。浸し汁は、出汁の効いた上品なお味のジュレ。クレソンの鮮やかなグリーンと静謐な佇まいの白い鉢の取り合わせが美しい。
器の作者:森岡希世子さん

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鶏ハムのオクラソース。鶏は、築地・宮川さんの鶏胸肉だそうです。胸肉の火の通り具合が絶妙。オクラソースは、オクラのタネは除かれ、雑味がなく滑らかな食感です。鶏の美味しさとソースの上品な味付けに感動ししました。
器の作者:藤田佳三さん

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鹿ケ谷南瓜の鶏そぼろあん。和南瓜の鹿ケ谷南瓜は、瓜に近い食感で味浸みが良いとのこと。とろとろの葛餡。いりこ出汁に鶏、昆布の旨味が添えられ、この日の店主お薦めの一皿でした。・・・綺麗に皮が剥かれた南瓜、その手間暇を想えば、気が遠くなりそうです。
器の作者:升たかさん

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ホヤの酒蒸し。ホヤを初めていただきましたが、美味しい!酒蒸しにすると磯臭さが和らいで、食べやすいのだそうです。

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近江牛ネックの赤ワイン煮。締った赤身のネックがとろけるほど柔らかく煮込んであり、複雑で深いお味。濃厚なマッシュポテトが、お肉に囲まれるように添えられていました。
器:ポーランド産

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バケット。赤ワイン煮と一緒にいただきました。どちらのお店のものかは不明。器が可愛い♪
器の作家:鹿児島睦さん

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近江牛スネ肉のラザニア。店主ご自慢の一皿。香ばしく、ラグーとホワイトソースのバランスが絶妙。絶品でした。とりわけラザニア好きが好きな娘は、舌鼓を連打していました。

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自家製ジェラートとイチジクのコンポート。ヴァニラ風味のジェラートに、赤ワイン煮のイチジク。どちらも優しいお味で美味しい。イチジク、その皮が丁寧に剥かれた姿が美しいのです。

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チーズケーキ。スフレタイプです。食後に相応しいように軽く焼き上げられたとのこと。絹のような舌触りの、上品なケーキでした。
ガラス皿:五十嵐智一さん

また、食後のコーヒーは、表参道コーヒーのお豆を、オーダーを受けてから挽き、フレンチプレスで抽出してくださいます。すっきりした中に甘味を感じる美味しいコーヒーでした。紅茶党の娘は、和紅茶をお願いしましたが、香りの良い優しい紅茶だったようです。



ハシノクチ  

http://hashinokuchi.jimdo.com/
タグ:ハシノクチ

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軽井沢へ。 [family]

お盆前に、軽井沢へ行って参りました。

毎回利用する山荘は、旧軽井沢銀座とは、目と鼻の先という絶好のロケーションですが、この辺りで、気軽にお酒が楽しめてお食事も美味しいお店は、「酢重」さんと「川上庵」さんが、双璧(私的)。そこに、この7月、ハレニテラス内のベーカリーレストラン「SAWAMURA」さんの、旧軽井沢ロータリー店がオープンしました。早速、朝夕、それぞれお邪魔しましたが、パン、お料理が美味しく、また無濾過の地ワインなどもあって、もうすっかり気に入ってしまいました。テラス、室内ともに、雰囲気も良いですよ。リピート必至です。三店それぞれ、東京に店舗がありますが、野菜やお水、空気の美味しさを想えば、軽井沢店に叶わないのではと思います。

さて、追分の別荘地にある「キャボットコーヴ」さんは、超が付くほど有名店です。昨夏は、その待ち時間の長さに入店を諦めましたが、今夏は、完全予約制になり、前々日に予約を入れてお邪魔しました。店内は、アメリカンカントリーのインテリアで調えられ、どちらかのお家にお邪魔したような雰囲気です。最初にサーブしてくださるアサリのチャウダーが美味でした。

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↑今回、お店での画像が消失した中で、唯一の画像。追分宿のベーカリー、「一歩」さんのパンです。自家製天然酵母で焼かれたパンは、むっちりした噛みごたえのある素朴なそれでした。オリーブオイル・お塩と共に、供されます。コーヒーは、オーダー後、お豆を挽き、丁寧に淹れてくださいます。気持ちの良いテラスでいただきました。一方、同じく追分宿で、「一歩」さんの近くにある万屋、「寿美屋」さんは、野菜や果物が新鮮でお安い。こちらと、品揃え抜群の「スーパー・ツルヤ」さんへ立ち寄るのは、帰路のお楽しみです。

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↑夜の白糸の滝。お昼間と違い、幽玄な空気が漂い、かなりおどろおどろし。。。八月中は、プロジェクションマッピングが楽しめます。道中は、暗いうえに急カーブが多い山道ですので、運転初心者の方は、どうぞ気をつけて。
タグ:軽井沢

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お祝い*夫の誕生日 [family]

昨日16日は、夫の53回目の誕生日でした。早朝よりお赤飯の準備をし、夕飯のタイミングに合わせて蒸し上げました。

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家族が揃った深夜九時に宴開始。主菜はヒレ・ステーキ、氷見の寒鰤にサーモンのお刺身。その他簡単な副菜を用意し、CAVAで乾杯しました♪

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これからもますます元気でお仕事にゴルフ、頑張ってくださいませ!
タグ:お祝い 夕飯

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2015新年あけましておめでとうございます。 [family]

あけましておめでとうございます。

いつも拙ブログを読んでくださり、ありがとうございます。

今年も、お蔭さまで、無事に新年を迎えることができました。昨年は、嬉しいことも心痛むこともありました。禍福はあざなえる縄の如し、正しくそんな年でした。今年はどんな年になるでしょう。。。凪の日々が続くことを願いつつ、簡素に丁寧に、毎日を送っていきたいと思っています。

本年もよろしくお願い申し上げます。



さて、暮れから元旦に掛けての台所仕事、その記録を残しておきたいと思います。

まず、26日、新豆を求めてアメ横の松葉屋さんへ。27日朝、そのお豆を仕込み翌夜、黒豆が完成しました。今回は、お節用と保存用に5合炊きました。28日、29日にお煮しめ以外を仕上げました。

ところで、30日、お隣へ暮れのご挨拶に伺った際、出来立ての黒豆を頂戴しました。例年とは炊き方を変えたのよ、と仰っていましたが、むっちりとした食感にしっかりした甘さ、なのに皺が寄っていない素晴らしいお豆さんでした。レシピも教えて頂きました。新豆が美味しいうちに、ぜひチャレンジしたいな。

いよいよ大晦日。朝、夫を伴って御徒町の吉池さんへ、最後の買い出しに行きました。

混雑の極みの吉池さんでは、元旦用に寒鰤切り身と活き車海老、大晦日用に氷見産の寒鰤、鮪のお刺身などを、何とか購入。その後、アメ横をちらっと覗きましたが、凄まじい人出でした。通りに入るのを一瞬躊躇しましたが、折角なので、前出の松葉屋さんにて、新物の花豆を、ドライフルーツの小島屋さんで、貴重なモイヤープルーンを買い帰路に着きました。

帰宅後お昼を頂き、最後の作業開始。お煮しめを炊き上げ、こうして昨年のお節作りは完了しました。が、しかし、きっとやり残したことがあるに違いない、と思っていたらば案の定、金柑の存在をすっかり忘れていました。片付けも終わった深夜、金柑を炊き、お鍋に入れた状態で元旦を迎えることに相成りました。

さて、ささやかな忘年会メニューは、お刺身にホウレン草と豚シャブで常夜鍋。紅白を観ながらいただきましたましたが、イディナさんのLet it go~♪ その歌唱力に圧倒されました。歌って、決して衣装や演出じゃないよね。。。中島みゆきさんは、独特のオーラ健在、良かったわ~♪



以下、元旦の祝膳です。お屠蘇は家族全員苦手ゆえ、赤ワインを見立て乾杯しました。しかし、ワインを空けた直後、シャンパンにすれば良かったと激しく後悔しました。初後悔。

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お節の内容は、毎年ほぼ変わり映えしませんが、いつもは市販のもので済ませていた昆布巻きを手作りしました。よって、ことしのお節は、蒲鉾以外すべて自家製と相成りました。ちなみに昆布巻は羅臼昆布に時鮭で拵えましたが、美味しく仕上がりました♪
元日の夜は、お節と、超、超、超簡単ローストビーフ&大量マッシュポテ~トの夕餉でした。

レシピ覚書:

牛ローストビーフ用・・・400g
塩(ゲランドを使用)・・・小さじ1強
ブラックペッパー・・・適宜

室温に戻した肉に、塩・胡椒をしっかり擦りこむ。
オーブンを270℃に温める。(ガスコンベック使用)
天板に網を乗せ肉塊を置く。
天板に湯を張り、オーブンに入れる。
オーブンを250℃に下げおよそ10分、150℃に下げ、およそ15~20分焼く。(焼加減はレア)
オーブンから天板を取り出し、肉が冷めるまでそのまま放置する。
肉が完全に冷めてから、薄切りにする。

*ホースラディッシュや柚子胡椒などお好みの薬味を添えていただきます。

マッシュポテトは、ジャガイモをカットし茹で、湯を切ります。大蒜の擦り下し、牛乳を多めに加え、ジャガイモをつぶしながら火を通します。塩で味付けしクリーミーになるまで、弱火で練り上げ、仕上げにバターを落とします。

お節2015*覚書

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*祝肴三種
黒豆
数の子
田作り

*重詰
紅白なます
菊花蕪
栗きんとん
紅白蒲鉾
ミニ伊達巻(普段の半量で)
牛肉と牛蒡の八幡巻
車海老(恐怖!一時間格闘!!!)
亀甲里芋
叩き牛蒡
昆布巻

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*お煮しめ
京人参
干し椎茸
蓮根、
牛蒡
手綱蒟蒻
矢羽絹さや

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*焼き物
鰤塩焼き 酢蓮添え

*関東風お雑煮
大根、京人参、小松菜、紅白蒲鉾、柚子

*口取り
金柑甘煮

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2014クリスマスディナー*国立マルセル [family]

過日、ランチで伺った国立のフレンチレストラン「マルセル」さん。12月某日、こちらで娘の友人Kちゃんをお誘いして、クリスマスディナーをいただきました。

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コンテ24のグージェール・鈴木農園(立川)の人参ムースとコンソメジュレ、キャビア添え
*完璧な形のグージェール!このグージェール・人参ムースは温かい状態で供されます。

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チーズのクッキー on アニスシードのお布団
*こちらも温か♪

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ブレス産七面鳥の軽いスモークとオマールブルーの季節野菜サラダ、ジュド・オマールとピスタチオのアンチョビソース
*お野菜はなんと15種類!前菜とは思えないボリュームです。ソースも美味でした。

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トピナンブールのヴルーテと黒トリュフ
*トピナンブールとは、菊芋のことだそうです。一年間フランス留学していたKちゃん曰く、ヴルーテとはどろどろしたという意。確かにポタージュよりもぼってりしたした食感でした。WECKの瓶に入れられて供されます。蓋を開けると、香りと共に、これでもか、という量のトリュフが!

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鱈とじゃがいも、デュクセル・シャンピニオンのパイ包み焼き、ほうれん草のクーリ添え
*鱈とマッシュしたジャガイモが美味。オーブンから出したばかりのパイは、この上なくサクサクしていました。

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フルール・ド・オーブラック牛とランド産フォアグラ、ラングドック・ワインソース
*しっかりした肉質の内腿とフィレの二切れに、フワフワ柔らかい、まるで鮟肝をソテーしたようなフォアグラが乗っています。

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ザッハトルテ、いちごのソルベ、ヴァニラアイスクリーム、チュイール添え
*かつて頂いたザッハトルテの中で一番美味しいと感じました。香りの良い冷菓に、チュイルのバリバリ感。申し分ございません♪

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お茶に添えられたミニヤルデーズ(トリュフ&ココナッツクッキー)
*エッジが立ったクッキー・・・、すべてのお料理がそうですが、丁寧に作られたのだなぁ、としみじみ感じ入りました。


以上、マルセルさんの「Menu Noel 2014」でした。時間にして、三時間余り。ワインは、4人で赤白2本を注文しました。丁寧で心の籠った一皿ひとさらのお味は言わずもがな、マダムの、気取らない温かなサービスも素晴らしいお店です。そして、お値段は敢えて記しませんが、驚くほど良心的なものです。

ということで、気が早いようですが、今年のクリスマスも早めに予約するぞ~♪

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味の記憶と記録・調布「Don Bravo*ドン ブラーヴォ」。 [family]

調布・国領駅にほど近いDon Bravoさんへ、ランチタイムに伺いました。お若いシェフとスタッフの方々が切り盛りされている、実に雰囲気の良い、お料理、サービスともに素晴らしいお店です。

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まずはサラダ。新鮮な無農薬のベビーリーフには、白バルサミコ酢、オレンジ、蜂蜜のドレッシングが。

パンは自家製だそうです。ふすま入り、天然酵母とのこと。チーズも入っているようです。香りが良く、食感はもっちもち。あまりに美味しくて持ち帰りたくなりましたよ。余談ですが、こちらのテーブル、使い込まれた風合いを良い感じに醸しています♪

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メニューの中から、三皿を選びました。

ピッツアの生地は、イーストを使わず天然酵母(玉ねぎ・ヨーグルト)だそうです。キッチンの石窯で焼いてくださいます。その生地の美味しいこと!きっと良い小麦を使われているのでしょう。窯が美しい♪

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マルゲリータ。フレッシュなトマトソースとモッツアレラ、美味でした。

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万願寺がトッピングされているピッツア。マルゲリータに比べるとライト感覚です。アンチョビの量は、多すぎず少なすぎず、このピッツアもたいへん美味でした♪

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夏野菜(オクラ、にがうり、万願寺とうがらし、ひよこ豆)のパスタ。パスタは果てしなくアルデンテ。オイルベースですが、このたっぷりのオイルソース、ニンニクの風味が上品で、余すところなくお腹に入れてしまいたいくらい美味でした。

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ドルチェは、桃と爽やかなヨーグルトのソルベ。桃にはライムの皮?にミント。

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お茶はアールグレイをお願いしました。サービスでいただいた焼き菓子が大そう美味しくて。。。パン同様、ぜひ持ち帰りたかったのですが、残念ながら、販売はされていないとのことでした。その焼き菓子は、カントゥッチーニ、アマレッティ、ブルティ マ ブオーニの三種類でした。

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どちらのお料理もシェフの拘り感じる素晴らしいものでした。ご馳走様でした。また伺います!

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味の記憶と記録・円山公園「zucca da vino」 [family]

お店は、趣のある古民家の一軒家。玄関に入ると、お香の微かな香り。足元を照らすウエルカムランプが素敵です。

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私達が通されたのは個室。そこは、まったく無駄のない空間でした。部屋の真ん中に6人掛けのテーブル、通りに面した擦りガラスの格子窓、反対側には、仕切りに使われているワインセラー、そして部屋の角にアジアンタム一鉢。お隣の部屋は、落ち着いた雰囲気のカウンター席。こちらも最小限のインテリアで纏まっていました。

さて、お料理は美しいマダムが供してくださいます。そして、どちらのお皿も絶品で、丁寧に心を込めてご用意くださったことが、十二分に伝わってくる美味しさでした。

以下、お料理の覚書です。(詳細を失念し、残念。。。)

まず、運ばれてきたのが、キューリの香りが涼しげな冷たいスープ。

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前菜:5種、上段左から時計回りに。玉葱のグラタン、ポテト&パルミジャーノ?、牛肉のたたき、ニョッキ、鱧。玉葱のグラタンは帰宅後、マネして拵えました。(当然、完敗!)

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ロングパスタ:ボンゴレビアンコ。イタリアンパセリではなく、大葉が乗っていました。美味しいアサリは、むき身と殻付の二刀流でした。

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ショートパスタ:自家製ソーセージのラグーとズッキーニのトマトソース。絶妙な塩梅に唸る。。。の巻。

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メイン:地鶏のロースト・バルサミコと赤ワインのソース。美味しい肝が添えられていました。柔らかく仕上げました、とのマダムのご説明通り、抵抗の全くない柔らかさに吃驚。調理法が気になります。。。

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ドルチェ:西瓜のジェラードに、塩のソルベ!既存の組み合わせなのに斬新。

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夫のカプチーノ。

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娘の紅茶。

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私のカプチーノ。

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珈琲、紅茶の美味しさは言わずもがな、カップの素敵なこと♪ためつすがめつ眺め、それは裏の刻印チェックにまで・・・。カップは、それぞれ作られた年代も国も異なっていますが、三客ともコバルトの地模様に金彩が施されています。アンティークに通じていらっしゃるマダムの、思慮深く細やかなお心遣いが伝わってきました。

お茶に添えられた小さなパイ。

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陶箱は、ウエッジウッド・珍しい黒のジャスパー。

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滞在時間はおよそ二時間。実に、目福口福な時を堪能させていただきました。必ず再訪したい!次回は、ぜひ夜のzucca da vinoさんを体験したいですね~。

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